2011年06月25日

しんかんせんの映画〜その1

「奇跡」を観てきました。

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【ヤフーよりあらすじ】

離婚した両親がやり直し、再び家族4人で暮らす日を夢見ている航一(前田航基)。
母親と祖父母と鹿児島で暮らしながら、福岡で父親と暮らす弟・龍之介(前田旺志郎)
と連絡を取っては家族を元通りにする方法に頭を悩ませる航一は、
九州新幹線全線開通にまつわるうわさを聞きつけ、ある無謀な計画を立て始める。






下りの新幹線と上りの新幹線がすれ違う瞬間に、すごいパワーが発生して、
奇跡が起こるんだって!


なんかさ、「奇跡」という言葉自体が安くなってる今日この頃なので、
小学生のたわいもない噂の中でさえ、「奇跡」とか言うかな〜なんて思ったり。



(そう言えば、これの前に『アジャストメント』を観たけど、
 さらに「運命」という言葉が安くなりそうな予感がした・・・)




バンドにうつつを抜かして働かないオダジョー父と、大塚寧々が離婚。
まえだまえだ兄弟は、離れて暮らすことに。

オダジョー+弟⇒福岡
寧々+兄⇒鹿児島




兄は、灰の降る鹿児島がいやでしょうがない。
学校までの坂道も、掃除も。イライラ。
なんでこんなとこに住まなきゃいけないんだろう。
そりゃそーよね、望んできたわけじゃない。
私も、こっちに住み始めたころ、ずっとそう思ってたな。

たまに弟に電話すると、あっちは意外と楽しそうにやってる様子。
またイライラ。
「おまえは、また家族一緒に暮らしたいと思わへんのか?」

兄は、家族4人が一緒に暮らしていたことを夢に見て、
桜島が爆発して、鹿児島のまちがめっちゃくちゃになれば、
あの楽しかった生活に戻れる、と思う。

このイライラと破壊的な考えが、切ない。
だって、親のせいだもん。





対して、弟は、実は、父母が罵り合ってる夢を見て、
「もうあんなんいやや〜」
お母ちゃんの好きだった、そらまめを庭に植えて、成長を楽しみにしている。


この対比が面白い。
楽しかった思い出にしがみつく兄と、
割り切ってこれからの生活を前向きに見ている弟。





それぞれの友だちを連れて、子どもたちは、新幹線の奇跡を見に行く旅に出る。
あ、これって「スタンドバイミー」だ。



とにかく、子どもたちがいきいきと描かれていて、
「生命力」を感じる。

プールのあとにかじる、ガリガリくん。かしゅかしゅかじる音。
新幹線が交わるのはどこか、地図にきゅきゅきゅと印。
大爆発を起こす桜島の絵を描く、力強い筆致。わしわし。
なにかと駆け出す、子どもたち。
あ!コスモスだ!だだだだ。いそげ!だだだだ。





新幹線が見れる、その前に入る、カットバック。
今まで映し出されてきた物語の、子どもの視界。

この冒険をするためのお金を集めるために、のぞきこんだ自販機の下。
奇跡で生き返らせようと、連れてきた犬が入っているリュックサック。
昔はケンカして取りあった、今は弟に譲ってあげる、ポテチの最後のくず。

私、なんでかこのシーンで、号泣してしまいました。
なんなんだろうな〜。
変わっていないつもりでいるけど、
きっと、もう私には見えてこない世界だったからだろうか?




そして、新幹線のすれ違う瞬間!
口々に自分の願いを叫ぶ子どもたち。
ここでも、私は先ほどの涙がぶり返してしまいました。
だって、無邪気に願いを叫ぶ子ばかりじゃなかったから。

何も言えなかった子もいるし、
みんなで話し合っていた時に言っていたことと違うことを言った子もいた。



私たち大人は、子どもは無邪気でいいね〜、自由でいいね〜、って思うけど、
彼らは彼らなりに、子どもながらに、いろいろ考えているのですよ。





ああ〜、こういうのって、歳取ったってことなのかなあ〜。





阿部寛とか、長沢まさみとか、いろいろゴーカに出ていたけど、
そのへんは、もう、いなくてもよかったんじゃないかというくらい、
子どもたちの映画でした。

そして、冷静に考えると、オダジョー父が一番悪いんじゃ?(笑)
バンドもいいけど、あんな小さな子一人でごはん食べさすなよ〜。
歯抜けのまえだ弟くんが、一生懸命うちのことやってる姿が切なかった。





この手の邦画は、普段あんまり見ません。
それに、明らかにJRとタイアップじゃん!(笑)
(ですが、それをあまり感じないように作ってあったと思います)




そんな私が、この映画を観たくなったのは、このCMを観たからだと思います。








以前も記事にしましたが、
九州新幹線、地元では、賛否両論あります。
作ったはいいが、利用客がとても少ない、ほらやっぱりね、とか。

だけど、きっとこの新幹線が通る時、人々は、つい見ちゃう。
大人も子どもも、鉄ちゃんもそうじゃない人も。
わー!って。
なんとなくわくわくしながら。

なにかを運んできてくれるような気がするのかもしれない。
それは、映画の中で子どもたちが願った奇跡とは違って、
すごく現実的な経済効果だったりするかもしれないけど。

たぶん、新幹線にみんな、希望を持っているんです。
豊かな時代になった今だけど、
それでもまだ、新幹線は、夢と希望をのせているんだと思うんですよ〜!

このCMや、この映画が、見る人になんかじーんとするものを感じさせるのは、
そこに「奇跡」じゃなくて、「希望」を見るからじゃないでしょうか。






オダジョーと大塚寧々は、きっと復縁しないと思います。
だけど、兄弟二人には、この新幹線を見たときの気持ちをずっと思い出してほしいと思います。
それが、どんな気持ちかということは、それほど重要じゃないかもしれません。
どちらかというと、見たっていうこと自体が、彼らの糧になる気がします。










新幹線がすれ違うのは、どうやら熊本の宇土あたりらしいです(笑)
見てみたい!!
posted by おくさま at 18:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雨間?アメマ!

間寛平さんのアースマラソン完走記念のツアーを観に行ってきました。

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前半が新喜劇、後半にアースマラソンについてのトークショーという構成。

新喜劇は、大阪で観たことがあるし、
たまにテレビでも観ることがあるので、
おなじみの人たちがたくさん出て、うれしかった。

めだかさんとか、アホの坂田さんとかも出たし、
生辻本がまたうれしかった!好き〜!(でも出番が少なかった〜)
山田花子ちゃんが、すごくかわいかった。
ナイトスクープでおなじみの石田靖さんとか、お下品キャラの島田珠代さんとか!

そして、10年近く前、NHKのオンバトなどでお気に入りだった、
10$(テンダラー)が出たのがうれしかったです。
活躍してほしいわあ。




しかし、あのシャンデリアのゴーカな、ステキなホールで、
新喜劇とか・・・とても不思議な感じでした(笑)

いつも、オケや歌手が立つステージに、
チョビヒゲ、ハゲ頭のカンペーちゃんと、全身ひっぺがされためだか師匠なんて!
くらくらですよ・・・


90分くらいあったので、かなりゆる〜い感じの新喜劇でしたが、
満喫しました。






後半は、カンペーちゃんのアースマラソンについて。
でっかい地図で、どの辺をどんな風に通って行ったか、
各地でのエピソードなどをお話してくれました。

マラソンについては、私は個人的な嗜好に近いことだと思うので、
えらいなあ〜、元気をもらった〜、とかあまり思いませんが、

それでもやはりすごいとは思います。
やり遂げるってすごいです。

客席からの質問コーナーで、

「一番気に入った国はありますか?」みたいなのがあって、
その答えに、なんかじーんとしました。

「イラク」だそうです。
戦争ばかりしている国、というイメージですが、
みんなとても優しくて、

ある日なんか、走っていたら、おっちゃんがバイクでついてきて、
「乗せていったろか?」
そんなんしたら、アースマラソン終わってまうやんか〜

笑いを交え、楽しいトークながら、
ああ、この人が自分の足で世界を回ったんだわ〜と感じさせるようなお話ばかりでした。

百聞は一見にしかず、と言いますが、
どんなに勉強したことより、実際に見て感じた体験に勝るものはないなと思います。




世界一周までは無理ですが、もっといろんなところに行ってみたいですね〜。




ロビーに、ジャージが飾ってありました。

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posted by おくさま at 16:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日のすてき☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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