2012年02月06日

今年最初のコンサート

仲道郁代さんのコンサートに行ってきました。


相変わらず、お美しいです〜〜〜。

DSC_1030.JPG






プログラムは、前半がベートーヴェン、後半がショパンです。
堪能〜でした。





この方のコンサートは、演奏もですが、お話がとてもいい。
普通、クラシックのコンサートは、演奏者がステージでしゃべることは少ないのですが、
仲道さんは、演奏前に、曲のこと、作曲家のこと、またその時代背景など、
わかりやすい言葉で、興味のわくようにお話してくださいます。






たとえば、この日の演奏会、第一声は・・・

「この会場のピアノ、弾くの何度目かなんですが、初めて気付いたことがあるんです!」

ええ?なんだろう??



「サインがしてあるのです!」
「1968年、安川加寿子というサインです」



へえ〜〜〜、会場がざわつきます。




たぶん、この会場のこけら落としとかいうときの記念に、
書かれたものだろうということです。


安川加寿子さんは、ピアノを習ってきたものからすると、割となじみのある方で、
とはいえ、私はピアニストとしてではなく、子どものころにやった教則本に名前が載ってた人、
というくらいの認識なのですが(汗)



こんなやつです↓
「ピアノのABC」なつかし〜〜〜!
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このホールには何度も来ていますが、
ピアノの中にサインがあるなんて、初めて知りました。
仲道さんは、国際コンクールで、安川先生とお話されたことなども聞かせてくださいました。




後半で、

「初めにお話しした、安川先生のコンサート、来られた方いますか?」
の問いに、けっこう手が挙がったのがすごかった・・・
このホールとピアノの歴史を感じました・・・




ベートーヴェンのピアノソナタを聴く機会も多いのですが、
(特にこの日は「月光」と「熱情」)

このように、当時のピアノ事情(楽器としての過渡期)とか
音楽家の社会的立場とか、知った上で聴くと、また面白みが違いますよね。





とても印象に残ったのは、
ピアノがどんどん開発されて、弦も大きく太く、音域が広くなって、
ベートーヴェンは、それを生かすように低い音から高い音までたくさん使うような曲を作り始めます、
というような説明をするときに、

鍵盤を示すのではなく、開いたピアノの弦の方を示されたこと。
手前あたりだけでなく、楽器全体を把握して響きをとらえているんだなあという、
当たり前のようでそうでもないことでした。










何度目かわかりませんが、毎回、なるほど〜とかへえ〜とかがあります。
これって、意外と重要なことだよなあ〜。




そんないろいろなお話をされたあと、座ってすぐ弾き始めるのも、印象的です。
ちょっと呼吸を沈めて、とか、心を落ち着けて、とかじゃなく、
座って即弾くっていうのが。

かと思うと、バンバン弾き終わって、
ぱっと切り替えて、次のお話をされたり。

プロですね〜。





そして、かわいらしいお姿、お話ぶりとはうってかわっての、
弾きっぷりも爽快です。







今年もいい演奏会がたくさん見られるといいなあ。
posted by おくさま at 17:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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