2009年10月14日

夢も希望もないのか

今朝の情報番組で、


福岡は、犬猫の殺処分が最多

だと紹介されていました。


06年度に県内で殺処分された犬猫・・・約1万8000匹


だそうです。


しかもそのうち、飼い主などが持ち込んだ犬猫は約1万5000匹。

いろいろと事情はあるでしょうが、
悲しい事実です。






処分場の方が、施設内を紹介する場面で、

「ドリームボックス」というものがありました。
金属の小さな箱のような場所。

そこが、ここに連れてこられた犬猫が処分される場所です。
ガスで窒息させるんだそうです。
瞬時に死ぬわけではなく、苦しんで死ぬのです。

なにが、「ドリーム」だよ。
もちろん、処分場の方がつけたんじゃないかもしれないし、
あえて、安らかに・・・という気持ちでつけられたのかもしれないけど、
「ドリームボックス」なんて。






保健所やNPO団体や、いろんなみなさんが、
こういうかわいそうな子が出ないように、
やむを得ず捨てられる子たちを助けようと、活動していらっしゃいます。

反面、悪得な業者がいることも事実。
また、安易に飼い始める人がいるのも事実。

たとえば、私の友だち、みほまめちゃんもそうですが、
責任を持って飼ってほしい、という気持ちから、
厳しく対応することも必要だと思うのですが、
商売柄、なかなか言えない場合もあったり、
モンスターコンシューマーとでもいうべき、
バカ飼い主もいるので、
これがなかなか、難しいようです。










お世話になっている、しつけの先生から聞いたお話。
昨年「犬と私の10の約束」という映画がありました。
それ以来、レトリバーが人気になり、
多く飼われているようです。

ところが、思っていた以上に、飼育が大変。
その上、体が大きいのでもてあまし、いよいよ子どもが危険になったりして、
しつけを頼んでくる方がとても多いとのこと。

それでも、しつけを頼んでくるのはいい、
そのために、自分たちのような仕事が必要なのだから。
あきらめて放置したり、保健所に連れてくる人もいる。
それは、自分たちはどうもできない。

あちこちに傷を作り、ほとんど休むこともなく働いている、
先生のお話です。
休みたいけど、休んでいられない、
(みほまめちゃんも同じです)
こういう方たちの裏で、毎日犬猫が捨てられているのです。




福岡市では、今月から、引き取りを有料化したそうです。
2000円です。

http://qnet.nishinippon.co.jp/animal/with/2008/12_post_3.shtml


どうなんでしょうか。歯止めになるんでしょうか。
街頭インタビューでは、有料化により、ますます捨てる人が増えるのでは?
という懸念が多く聞かれました。

市が無料で引き取ってくれるから、とか、
有料だったらばれないように山に捨てる、とか、
人間っていったい何考えてるんでしょうか。

子犬、子猫なら400円、大きい子は2000円、
っていうのもなんなんでしょうか。
場所とか薬とかの関係でしょうか。

もうなんか、悲しいばかりです。





人間の子どもも、時々捨てられます。
赤ちゃんポスト、なんていうのもあります。
そうせざるを得ないという社会にも問題があると思います。
問題が大きすぎて、私の頭じゃ解決できません。

でも、その捨てられた赤ちゃんは、処分されませんよね。





動物を買う、飼う前に、
処分場を見学するように、義務付けるというのはどうでしょうか。

お金じゃなくて、心で考えてほしいものですよ、ホント。











追記。

しつけの先生とお会いしたら、
今は「HACHI」(ハチ公のハリウッド版)の影響で、
秋田犬がブームになりつつあるらしい・・・
うそでしょ・・・
posted by おくさま at 09:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 今日のごきげん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
福岡にはブリーダーさんが沢山居ます。
経営が立ち行かなくなったブリーダーの話を
よく聞きます。
そこに居た動物達がどうなっているのかなどを
考えると最多なのも解ります。

猟をする人たちは働きの悪い猟犬を山に捨てたり
保健所に引き取ってもらっていると言う話も
聞きます。山間部の迷い犬はほとんどが猟犬です。

私の住んでいる県では処分場の場所は明かしません。以前場所を知った人が施設を破壊して動物を逃がしたりした過去があるらしいです。

逃がしてあげたい気持ちは解りますが保健所の人が悪いのではありませんからね・・・

私が毎日接客していて思うのは無責任な人間は
保健所で処分される動物の実態を見たり聞いたりしても「あら、かわいそう」と言ってはいますが自分に置き換えてなんて考えません。

私としてはそういう人には売らない方向でいますし、考え直すようにお話しもしますが、そのことでお客さんと喧嘩にもなります。
ただ、どうしようもないのは私が販売をお断りした客が結局他のお店で犬を購入して、しつけが上手くいかなくて飼い切れないと言い出すことです。(私が「あなたは飼わないほうがいい」と言って断ったのに飼い切れない相談をなぜ私にするんでしょうね・・・)

お店も色々だから欲しいと言われれば色々言わずに売る店がほとんどです。
飼主の環境や家族構成や持病などの検査や
海外に移住する予定はあるのか
人格の適正検査などを義務付ければ良いのではとも思いますがこれも現実問題として難しい様です。

秋田犬ブームか・・・リチャードギアがあれほど
秋田犬はしつけが難しいって言っていたのに。

昨今の動物特集の番組で特定の犬種、猫種の
ブームをあおって、ミックス犬もブームにして
散々あおっているマスコミも殺処分の実態を
伝えたところで無責任な飼主と同罪だと思いますが・・・

毎日腹の立つことばかりです。





Posted by みほまめ at 2009年10月15日 00:19
「私の」経験から言うと
「隣の係がその係」だったから
野良犬の電話は週に2〜3回
猫は法律がないので市町村が条例で決めてます
犬の場合は注射とか飼い方講習会がありますが
勝手に飼う人も多いし
講習会もその場かぎりです
「命」とともに暮らす
そんな気持ちが浮かばないのでしょうか?
「子犬を産みすぎて」と持ってくる人
いつも悲しい気持ちになってました
「その仕事をしてる人」は
心を殺さないとできないでしょうね
「持って来る人」のことを
影では言ってましたけど

やりきれない気持ちです










Posted by シュガ at 2009年10月18日 01:17
みほまめたん

そうなのか・・・
母のうちに行くときに、必ずその近くを通るので、
「処理」という看板を見るたびにいやな気持ちになるんだよ。

飼い主の意識の問題も大きいと思うけど、
それを学ぶ機会がとても少ないことが根本的に問題だと思う。

昔は、知らず知らずに学んでいたように思うけどな。


シュガさん

保健所は、子犬を産ませない方向の指導をしていますね。
すごく厳しいものの言い方でしたが、
この現状を目の当たりにしたら、
そんな風に言いたくもなりますよね。

みほまめちゃんもそうだけど、
そういうことを言わなくてはいけない状況もおかしいし、
なぜそういうことを言われるのか、
考えられない人が買っていくのは、こわいことです。




この地元の情報番組で、
翌日、大牟田市の状況を紹介していました。

里親探しなどの取り組みで、
処分せずに済むケースがとても多いとのことです。
小学校で紹介したり、ふれあいをさせて命の大切さを学ばせたり、ということもしているそうです。

でもそれは、職員のみなさんのボランティア。
好意によって支えられたものなんですね。
ホント、どうにかならないだろうか。
Posted by パスピエ at 2009年10月18日 20:53
続けて・・・




先日、福岡で、犬に子どもが噛まれて死ぬという事故がありました。
秋田犬とロットワイヤーという犬です。
(噛んだのはロットワイアーらしい)

この二匹は、殺処分になります。
自分のうちとはいえ、放し飼いにしていなければ・・・。
双方が不幸になってしまいました。

絶対に噛まない犬はいないということを、
ちゃんと理解していないといけません。

Posted by パスピエ at 2009年10月18日 20:59
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