場所は、ROOMSです。
地震の時に、書いた曲「inori」からスタート。
地震後、初のコンサートということで、
自然と話題もそっちへ。
しばらくピアノに向かえなかったという音楽家も多いですね。
あきのさんもそうだったみたい。
最近、ツイッターで、知り合いの関東在住ピアニストが、
ピアノを弾いているときだけ、いやなことを忘れられる、と書いてました。
もともと、恋愛の曲ばかりを書く人ではないので(最近はやってるのはそんなのばっかりだけど)
どの曲も、今のこの状況に当てはまるような気がして、
いつもCDで聴く時とは、必然的に違う感覚になりました。
わしわしっと力強く弾くタイプの弾き方ではないので、
ピアノの音がとても優しい。
声も同じで、たぶんマイク通さなかったらけっこう小さな声だと思いますが、
けっして弱くない。
やさしいんだけど、弱々しいわけじゃない。
なので、歌われる曲も、しっかり伝わってくる気がします。
大声で張る声の人より、小さくても安定していて丁寧に歌う人の方が、
「うた」が伝わってくる気がしますね。
「美しい星」や「音叉」などでは、もう人目も気にせず、泣いてしまいました。
(たぶん、そういう人は多かったと思う)
でもだからといって、暗いコンサートだったわけではなく、
ほんにゃりとしたユーモアがあって、私は笑いが止まりませんでした。
いいなあ〜、こういう人が友だちだったら。
生で聴けると思っていなかったような昔の曲や、
アンコールではリクエストを募ったり、と、
堪能した〜〜〜!!という感じでしたが、終わってみると1時間半くらいでした(笑)
帰りに、恒例のグッズの紅茶を買いました!
帰ってきて、相方にコーフンして話したこと。
「あたしゃー、少しくらい太ってても、あちこち痛くてもいいから、
歌がうまい方がいい!!!」
(私は、歌えるだけでも幸せだけどさ〜)
セトリ書いてる人がいたので、久しぶりにTBしてみようかな。
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恥ずかしながら
初めて知りました
inori
響いてくる曲ですね
歌詞は?
何語?
語っていることを知りたいです
フランス語がお得意なんですが、
これがそうかはわかりません。
ここに出ている詩が訳詞なのかな?と思って聞いています。