2007年10月21日

米良美一講演会を見る

カウンターテナーというのは、
男性で、女性のアルトくらいの声域で歌う歌手のことで、

米良美一氏は、数少ないカウンターテナーとして知られている。

「もののけ姫」の主題歌で、一世を風靡し、
カウンターテナーという言葉も、浸透した。

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[タイトル] もののけ姫
[出演]
[レーベル] ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
[監督]
[種類] DVD

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実は、学生の頃、音楽学か音楽史か、の先生の紹介で?
クラスの何人かで、栃木か千葉か、
そのあたりまでわざわざ見に行った覚えがある。

その頃は、まだ、カウンターテナーという言葉も耳なじみがなく、
たしかカストラートとの関連で紹介されたような気がするので、
彼のイメージとなんとなくしっくりくるところがあった。

(カストラートとは、変声する前に去勢した男性歌手のこと。
 もちろん、現在は禁止されている)

「もののけ姫」のヒットは、そういうわけでなんとなくうれしかったし、
実際に、私も歌う機会があったりして、
多少の身近感はあったのだが・・・






講演会は、10月17日(水)、上津小学校の体育館で行われた。
PTA主催の、教養講座という名目なので、無料。
よく来てくれたよねえ〜、コネがあったらしいよ〜、という声。




彼が、病気のために身長が低いことは、知っていたが、
どのような病気かというと、

原因不明の骨の病気で、そのために、
幼少時代は、寝たきりであったり、常に骨折をしていたりしたそうである。





講演会は、米良氏の「もののけ姫」アカペラで始まった。
歌はなし、と聞いていたので、みんな大喝采。

黒のベルベットのジャケットに、鮮やかな赤の大きなコサージュ。






私の言葉は、汚かったり鋭かったりするので、
心のゆがんだ人は、素直に受け止めることができないかもしれない。

・・・といきなり。
演じてるのかな?というくらいに、抑揚をつけるしゃべり方。

そのうち、エキサイトしてきて、方言でしゃべる始める。

だいたいあんたたちはねえ!
そうやっていつも、向上心も無く、神頼みばっかりして!
もっと感謝の心を持たないかんとよ!
努力もせずに、人に望んでばっかりいて!
お金、お金、お金!って頭の中そればっかりでしょーが!

先生たちだってそうよ!みんな金と出世のことばかり!
そんな大人ばっかりだから、子どもがまっすぐ育つわけなかろうが!



・・・・あんたたちって。すごい決め付け。
そりゃー、そういう人もいるだろうけど、
子どものために一生懸命働いて、
その中でも何かを学んでいる人もいるだろうし、
ボランティアのために動いてる人もいるだろうし、
いろんな人がいるんじゃないのかね?

一事が万事、このような感じの口調だったので、
途中から、もやもやしてきた。

いじめられていた頃の話。
病気でつらかった話。
親が一生懸命、尽くしてくれた話。

これは、本当につらかったと思う。
本人も言っていたが、一番いろんなことに興味がある時期に、
ずっと寝たきりで、親に下の世話をされていたことは、
本当につらかったし、申し訳なかったし、神を呪ったという。

・・・と、そこから性の話に。

日本は、性の話をタブー視しすぎている。
どんなにえらい人だって、避けて通れない部分なのに、
隠すから、爆発してしまうのだ。
自分も、ヒットがあって、名声を得て、
そういうつらかった時期や、感謝を忘れて、
遊びまわったことがあった。
そのことを、パパラッチされて、
それをいまだに言われることが、腹立たしい。
自分は、性欲が強いから、男でも女でも、
心が美しい人なら、愛せるのだ。
それを、薄汚いマスコミが面白おかしく書きたてて、うんぬん・・・

このあたりから、またヒートアップ。
それって、私怨じゃ・・・?





自分は、才能があり、天才だが、それに甘んじず、
常に学び、努力している。
こうやって、みなさんにお話しているのも、
私が話しているようで、そうではない、神様が話させているのだ。
話すべくして話しているのだ。

この世の中を悪くしているのは、
虐殺行為を行った日本という国のカルマである。





・・・・・なに?結局、そういう話?
30分前には、宗教を否定していたのになあ。


散々話した最後は、
このうたと出会って、まさに自分のことだと思った、と、
「ヨイトマケの唄」をアカペラで。

土木作業をしていた親を恨んだこともあった、
そのせいでいじめられたこともあったからだ、
でも、本当に感謝している。

この唄を聴いて、涙を流す聴衆も。

・・・しかし、私はすっかりドン引きしていたので、
しら〜っとしたまま、聴いていた。






結局、この人は、音楽に救われたと言っているが、
音楽に感謝をしているのだろうか?
洗足音大で勉強したようだが、
そこまでに、ずいぶんたくさんの人に助けてもらったのではないか?

私が、学生の頃に観た彼のコンサートも、
まだ無名の頃だったから、きっとうちの先生やいろんな人が、
チケットを売ったり、配ったりしたのではないだろうか?

すっかりそれを忘れているんじゃないか?

きっと、美輪明宏になりたいんだね。
美輪氏も、いろいろ苦労を重ねてきた人だから、
きっと自分を重ねるところがあるんだろう。

でも、私は自分もクラシックを学んだものとして言いたい。

あなたは、表現の仕方が間違っている!!!!
クラシック音楽からなにを学んだんだ?
posted by おくさま at 01:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日のごきげん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
3回くらい読んでみました
例の10年前の「事件」のことですよね

当時は内容のすごさにビックリしたものです

「神頼みばっかり・・」
から
「神様が話させている」の展開はすごい
これって人権研修会だったらしいですね
Posted by シュガ at 2007年10月23日 23:15
呼んだ主催者側も、びっくりの内容だったのではないでしょうか。
納得できる部分もあったのですが、
あまりに言うことが大きくて、ドン引きでした。
Posted by おくさま at 2007年10月24日 02:06
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