2012年05月21日

ライヴのイメージ

初めて、Live Image見てきました。
ImageというコンピレーションCDの参加アーティストによるコンサートです。

このImageは、2000年に発売になったのが最初。
癒し系の音楽が流行った頃です。
当時、私はこのムーブメントに対して、大きな反発を感じ、
このコンピについても、一切聴こうという気が起こらなかったくらいでした。

私自身も若かったし、音楽に対する考え方、聴き方なども今とずいぶん違ってた。
当時は、とにかく「癒し系」となんでもひとくくりにする感じがあって、
(された方も困惑してただろうけど)
そんなジャンルあるかよ!くそくらえ!と怒っていたわけです(笑)

しかし、年を経て冷静に見ると、そういうセールス的な部分(疲れた大人向けみたいな)は無視して、
純粋に、いい音楽はいい音楽、と。
割り切れるようになりました。

ここ数年で、私の凝り固まった音楽耳もずいぶん柔軟化しており、
幅広い音楽が耳に入ってくるようになったことも一つ、大きいと思います。

あとは、母が前から見てみたいと言っていたことも大きかった。
あの年齢だと、一人ではなかなか行けないですからね。




ということで、発売日にぴあに並び、ジュリーや宝塚を購入しようとするおばさま方にまみれ、
無事チケットゲット。
実は、去年は、知るのが遅くてチケットが取れなかったのです。





5月5日@福岡サンパレス
DSC_1612.JPG

広い会場なのに、開場から開演が30分しかなく、
ごちゃごちゃしてるうちに、もう、すぐ開演。
トイレが長蛇の列です。おばさんたち、絶対間に合わないよ・・・





スクリーンに、美しい自然や風景の映像。
あ〜、Imageらしいね。






1番バッターは、NAOTOさん。
ソフトモヒカンなキンパツに、まるでロッカーのようないでたちのヴァイオリニスト。
のだめで使っていたという、ロックテイストの曲など演奏。
ノリノリのダンサブルな感じや、ブリッジでの演奏。おもしろ〜い。


2番目は、バンドネオン奏者、小松亮太さん。
いつも思うけど、弾くの大変そうな楽器だな〜、力がいりそう。
・・・と、スクリーンに、え!おお!ますむらひろしのアニメーションが!
なんと、この夏公開の「グズコーブドリの伝記」(宮沢賢治原作)の映画音楽を手掛けているんだそうです。
その中から、ネタバレしない程度の映像を流してくださいました。
わわ〜〜、見たい見たい!!
(違う意味でテンションがあがってしまったのでした)




3番目は、宮本笑里さん。
いわずと知れた、オーボエ奏者(今は指揮者?)の宮本文昭さんのお嬢さん。
もうすっかり売れっ子になりましたね〜。テレビもよく出てますね。
ふわ〜っとしたドレスを着ていて、いかにも育ちがよさそう(笑)
ヴァイオリンも、さきほどのNAOTOさんとはまた全然違う感じ。
まるで、バレリーナのような演奏でした(?)

やはり、これからの演奏家は、見た目大事ですね・・・

と、この辺りで気付いたのですが、
どの人も、必ずなにかしらのタイアップ曲持ってて、それをやるんですね。
(みんな売れっ子だから当たり前と言えば当たり前ですが・・・)
そして、みなさん、現在発売中のCDなどの宣伝が(笑)
出てくる人出てくる人、みんなそうなので、途中からあ〜はいはい、となりました(笑)







お次は、GONTITI!
このメンバーの中で、唯一、好きで聴いているのがゴンチチです。
高校のころからなので、もうかれこれ・・・
ゴンチチもおなじみの曲(放課後の音楽室)などをやりましたが、
周囲の人も、みんなあーこの曲!という感じでほわ〜っとなってました。
この曲、ほぼ4分音符でできてて、とてもシンプルなのに、なぜかじんわり来るという、
不思議で理想的な曲ですね〜。

ここまで、みなさんだいたい2〜3曲くらいでしたが、
ゴンチチは、4曲。まあ短いですけど。
そして、ゴンチチといえば、あの二人のなんともおかしみのあるMC。
今回も、三上さんが喫茶店をやろうと思ってるとかいうしょーもない話で、
会場は大爆笑。
不思議な二人ですね〜。






ここで休憩。
この休憩も短くて、お客さん年配の人が多いから、トイレが大変!(笑)





加古隆カルテット。
加古さんは、今回でImageを卒業されるとか。
このコンサートは、今回で12回目ですから、12年全部出てたんですね。
トレードマークの帽子で、ピアノを弾く姿、かっこいいです。
このカルテットの皆さんは、この後、オケに戻っていったのですが、
とにかく上手い!
すごい上手いな〜、と思って、さらにそういう耳で聴くと、
もう寸分の狂いもないくらいの上手さです・・・
加古さんを中心に、みなさんのアンサンブルがすばらしすぎる!

Imageといえば、な曲「パリは燃えているか」が壮大で、
聴けてよかったです。
ていうか、これははずせないでしょうね〜、やっぱり。
会場から、ひときわ大きな拍手が続きました。
お疲れ様でした!





ここで、ちょっと休憩ぽい感じで、
イマージュオーケストラが、白戸家クラシック音楽を演奏。
そうです、あのお父さん犬が活躍するシリーズのCMでかかる曲を集めたコーナー。
そうそう、あれって、いつもクラシックの曲でしたね。
ああいう使い方って、上手だなーといつも思っていました。
ここでも、とにかくオケが上手〜と思いました・・・





続いて、羽毛田さん。
ここまで、ずっとピアノを弾いていらして、その後ろ姿に萌え〜っとなっていましたが、
羽毛田さんがこのコンサートの音楽監督なんですね。
羽毛田さんも、テレビ業界では売れっ子さんなので、
撮影秘話的な話も面白く、さすがでした。
また、宇宙が題材の番組の音楽を作ったお話で、
宇宙には全く音がなく、なので間が持たないからたくさん曲が必要だった、
という話がとても興味深かったです。
こういった話をされると、さらに音楽に興味が持てますよね。
ドラマ「ルーキーズ」のテーマ曲も演奏されました。
この曲、すごくいい曲だな〜。無駄にいい曲だ〜(ドラマがアレだから)





最後は、やっぱり葉加瀬さんでした。
うう〜ん、この人どんどん太っていくね・・・
クライズラー&カンパニーの頃とは別人だね・・・
そして、チェロで参加していた人は、Gクレフの人だって!そうだったのか〜。

さすが、葉加瀬さんも、どの曲もタイアップ曲。
「ひまわり」は、震災の頃の話も交えて。
この曲が私は一番好きです。
朝ドラを見だしたのはここ数年ですが、その中で最もいいテーマ曲だと思います。
歌はいらないよ、朝ドラに・・・(余談)

ここまで、3時間近くずーっと座っていた我々ですが、
「情熱大陸」の葉加瀬さんの一声で、サッと総立ち!!
おお〜、年齢層の高い客席が〜!!
しかし、盛り上げ方がうまい!おばさんたちもすっごく楽しそう!
ていうか、あんな踊るおばさんたちを見るの初めてかも!
もちろん、私もその中の一人〜!

葉加瀬さんの、おちゃらけた関西弁に乗せられ、みんな大盛り上がり。

アンコールは、みんな登場して、さらに大盛り上がり!
「リベルタンゴ」そして「私のお気に入り」!
この「私のお気に入り」はもともと好きな曲ですが、
ゴンチチのアレンジが秀逸で、すっごくかっこいいのです。
それがラストの一番盛り上がるところで演奏されるとは、感無量・・・





すばらしい演奏、すばらしい楽曲の数々、すばらしいパフォーマンス!
お金もかかっているでしょうが、とにかく出演者のみなさんのプロフェッショナルぶり!
すばらしかったです〜。




プログラム
DSC_1613.JPGDSC_1614.JPG



チケットは、7800円とけっこう高価なのですが、
これだけのメンツを贅沢に見られるなんて、
そして、3時間半近くの熱演の数々!
全然高くなかったな・・・

ここのところ、そういう風に思うことが多いです。
チケットが高いと、つい二の足を踏んでしまいますが、
高いということは、絶対それだけのものが見れる!ってことだとわかってきました。





出演者が、さんざん宣伝していた、物販。
サインや握手会もあったようですが、
とりあえず、私はゴンチチグッズを(笑)サインもらえた〜。

DSC_1617.JPG





パンフレットは、2000円。むむ・・・
しかし、これを見て初めてわかったこともたくさん。
やっぱりオケのみなさんも、超一流の人たちでした。

そして・・・
恒例らしいのですが、Image土産(笑)
葉加瀬さんも、MCで紹介していらっしゃいました、



いまんじゅう!(イマージュ→いまーじゅ→いまんじゅう)
そして、今年の新作、いまあげ!(Imageをローマ字読みすると・・・)

ダジャレかい!!

DSC_1616.JPG
posted by おくさま at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月15日

FANKSおまけ

mixiの方にも書いたのですが、

今回発見があったので、こちらにも。




いろいろあった小室さんですが、
本とかネットの記事とかいろいろ読むと、
この人、とにかく音楽が好きで、そして売れたいという気持ちが常にずっとあるんですね。
上昇志向というか、売れたらもっとやりたいことがやれる、というのもあるのでしょうけど。

たしかに、売れたから、大がかりな演出のライヴをやり続けてこれたし、
あふれ出るアイディアを次々形にしてこられたわけです。

クラシックの作曲家にもこういうタイプの作曲家はいましたよね。




一人TM祭りとなって、あれやこれや、聞いていたら、
すごい発見がありました。



特に長調の曲に関して、サビがほとんど3音でできているのです!

みれーどー、みれどーどどー(Get wild)
れ、れ、れみーどれれれれれみーど(Self control)
どどーどーどどー、どーれーみどー(7days war)
どれーど、どれーど、どみーれれー(Nervous)
みみーど、みみーれ、どーみーれーど(Be together)
どーみーれーどーどー(Just one Victory)






そして、別に好きではなかったけど
ez do danceにいたっては、
どーどーれれー、れーれーどどー、どどーれれどれれーどどー、と2音!
ひゃー。






ベートーヴェンの第九の合唱のメロディは、5音でできています。
(みみふぁそそふぁみれどどれみみーれれー)

ワンノートサンバなんて曲もありますね。

案外、そんなものなのかもしれないですね。



(以上、移動ドでのお話でした)





とはいえ、TM以降の小室サウンドにはまったく興味がなく、
当時は憎悪していたくらいです。

TMの頃みたいに、創造力にあふれていなかった。
とにかく流行ってることやりたい、って感じがして、ダサかった。
あと、バカ騒ぎ的なこともあまり好きじゃなく。

新しい曲もいろいろ書いているようなので、応援したいと思います。
(聴くかどうかはわかりませんけど)
posted by おくさま at 10:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月18日

コラ!!(怒ってません)

コラという楽器のコンサートを見てきました。






コラ、は、アフリカンハープの名前です。
初めて見る楽器。

こんな感じです。

DSC_0655.jpg




本体の丸い部分は、ひょうたん、
張ってある皮は、ヤギだそうです。

そして、弦はなんと21本!



演奏されたのは、川岸宏吉さん。
初めて訪れた、セネガルで、このコラと出会ったのだそうです。
ちなみに、二つ置いてある、片方は自作楽器!すごいですね〜。


「アフリカン」というので、勝手なイメージで、
すごくリズミカルで民族的な音楽かと思っていましたら、
始まってみてびっくり。
とても繊細な音、そして川岸さんの歌声の優しいこと。

マイクは立っていたけど、たぶん音は拾っておらず(録音用?)
教会の雰囲気とマッチした、とても柔らかな響きでした。

「アフリカン」の方に気を取られていましたが(笑)
「ハープ」なのです。
とはいえ、ハープのようにべらべら〜〜〜っと(?)やるようなことはほとんどなく、
まさに、中世の吟遊詩人のように、つま弾いて歌う、という感じ。



弦は、ギター系の楽器と違い、
縦に並んで張られています。

DSC_0656.jpg

※写真は、終了後、許可を得て撮りました!



ギターの仲間だと、マンドリンやバンジョーなどいろいろありますし、
ヴァイオリン系でも、古楽器など割と見る機会がありますが、
ハープ系は、ほとんど見ることがないので、見れてよかった!




お話では、材料はこれ、と決まっているわけではないので、
自分でいろんなものを使ってみて、試行錯誤し、一番いい音のするものを使っている、
とのことで、
現在は、なんと釣り糸を使っているんだそうですよ!

終了後に、間近でまじまじ見させていただきましたが、
これがあんなきれいな音を・・・





場所は、久留米ルーテル教会。
大正7年に建設されたという、歴史ある教会です。

久留米で空襲があったとき、あの近辺で焼け残ったのは、
井筒屋とこの教会だけだったのだとか。

いい色になった、木の椅子や床がまたいい感じ。
小さいけれど、パイプオルガンもある!わ〜!

なにより、響きがすごくまろやかで、安らぐ空間でした。
ここで歌ったら気持ちいいだろうなあ・・・





☆おまけ☆

この記事を書こうと、川岸さんのことをぐぐってみたら、
なんと58歳!アラカンに全然見えなかった・・・
そして、昔組んでいたユニット「セラフィム」は、無印のBGMとして使われていたそうなんですが、
そのCD持ってた・・・
驚いた!

DSC_0721.JPG
posted by おくさま at 09:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月12日

コクってきました

少し前になりますが、

コクリコ坂から

を観てきました。






【あらすじ】

舞台は、横浜の港町。
父を亡くした、主人公海。
毎日、海に向かって旗を上げている。
通っている学校では、老朽化した建物を取り壊そうとしているが、
部員たちがそれに反対、学校側と対立。

そんな中、出会う二人。海と俊。
最初から惹かれあう二人だが、実は出生の秘密があった・・・







まず、映画の冒頭。
カチカチカチ・・・と規則的なメトロノームの音。
そこへピアノが入って、映画が始まる。
この始まり方はとてもよかった。

全体的に、ピアノをフィーチャーした音楽で、
主題歌を歌う、手嶌葵の歌がちりばめられる。




てきぱきと家事をこなす、主人公。
この主人公の位置がいまいちわかりにくい。
このうちは、どうやら下宿らしいのだけど、
なぜ彼女が家事をやっていて、母親はなぜいなくて、
という説明がない。
想像で理解するしかない。

それから、主人公の「海」という名前も。
まわりからは「メル」と呼ばれているのだけど(メールからだろう)
その説明もないから、この子の名前ってなに?って思いながら見続けることになる。

もしこのアニメが、大人に見てほしい映画!と作られたものなら、
それでいいと思うのだけど、
ジブリはどう考えていたのだろう?




二人の恋愛模様が核となっているのだけど、
戦後のごちゃごちゃで、出生の秘密があり、
惹かれあうものの、ダメになってしまう。

この秘密っていうのが、もう、あきれるんだけど、
CMでやってた!!愕然・・・
それ、この物語の肝じゃないのか・・・

実際、映画の中でも、もっと苦悩していいんじゃ?て感じで、
海は
兄弟でも好き、ずっと好き」(一応色変えてみました)
なんてはっきり宣言したり。
え??いいのそれで??




映画オリジナルの設定だという、カルチェラタンは、
古き良き時代の遺産という感じでよかった。

ステンドグラスの窓、ごちゃごちゃと趣味のものが置かれまくった部室。
文化的な好奇心のつまった建物。






あとやっぱり、どうしてもいやなのは、
映画の最初に、キャストが出ること。

ジブリ映画って、声優使わない主義なのかな・・・?

別に、この俳優さんたちがへたくそとか言いませんが、
最初に、よく知った名前を出されると、
その役の後ろに、その役者さんの顔がちらついてしまう。










悪いところばっかり書いてしまった感じだなあ。

よかったところも書こう。

冒頭のメトロノームと、朝ご飯のうた。
手嶌葵の新しい魅力を感じるうた。
カルチェラタンのステンドグラス。
徹底的に掃除をする場面。気持ちいい。
生徒たちのリーダーのメガネくん。
ガリガリ手で書く、プリントの原稿。





しっかり者の主人公が、女の子になってわ〜〜っと泣く場面がある。
早くに亡くなった父の夢を見る場面。

自分がしっかりしないと、という思いからか、
普段は、家のこともやり、学校でもきちんと勉強をし、
カルチェラタンの友人らの手伝いをし、兄弟の面倒をみる。
喜怒哀楽を大きく表すことも少ない。

海に出ていた父が帰ってきた。死んだんじゃなかったんだ!
(父は海で亡くなった)
「大きくなったな」と頭をなでてくれるお父さん。
小さな女の子になって、号泣する主人公。
背筋を伸ばして、凛々しく生きてきた彼女の素の部分。
でも、実はこれが夢だということは、うすうすわかっていながらの夢。

このシーンは、周りの観客はそれほど泣いてなかったけど、
私一人、猛烈に泣いてしまった。あぶなかった・・・





NHKで、宮崎親子のこの映画のドキュメントをやっていた。
ぶっちゃけ、この二人のぶつかりあいの方が、よほどドラマティックだよ・・・
愛するが故の罵りだったり、落胆だったり、開き直りだったり。
ジブリは、いつかこの二人の物語を映画化するといいと思う。
posted by おくさま at 09:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月27日

しんかんせんの映画〜その2

ゲキシネ観てきました。

DSC_0124.jpg


もう、何年目かな〜、去年はぼーっとしてるうちに見逃してしまったので、
今年は、張り切って、前売りを買って!観ました。

なぜなら、前売りだと安い!ということがわかったのです(笑)
ゲキシネは、他の映画と違い、レディースデイなどの割引が一切ないので、
普通に買ったら、2500円なのです。
前売りだと、2000円!わ〜(笑)




公開を楽しみに待っていたら、
なんと初日は、新宿の会場での舞台挨拶も中継されるというではないですか。
というわけで、せっかくなので、初日に行くことにしました。







2年前の「五右衛門ロック」の続編?
今回は、ヨーロッパが舞台。

女海賊アンヌ演じる、天海祐希。
これがかっこいい!さすがです。

この女海賊が、実は王女だった、というのが核になって物語が進んでいきます。
なので、天海さんは、これでもかというくらいに、衣装が変わります。
海賊ファッションから、ドレスまで、どれも似合う!
私は、ヅカファンではないですが、
軍服を着た天海さん(オスカルじゃないか!)が、もうかっこよくてメロメロ。

背が高く、手足が長いので、ふんわり袖のブラウスから伸びた手を広げると、
もう白鳥が羽を広げたようでした。
(ちょっと言い過ぎた)





相変わらず、ド派手な舞台ですが、
ヨーロッパが舞台だったので、ドレス、ドレス、ドレス!!
豪華絢爛で、観ててとてもうっとりでした。

今回の五右衛門のお仲間は、スペインと日本のハーフだという、
デスぺラード豹之進。
銃を片手に、マントをひるがえし、ちょっと京本正樹風・・・
と思ったら、なんと山本太郎でした。
わ〜、ちょっと意外。

王女となった天海祐希を慕う、隣国の王子役の子が、
なかなか歌が上手で、
幕間(芝居と一緒で、休憩時間が入る)に調べてみたら、
浦井健治くんという子で、仮面ライダーのシリーズに出てたとか!
歌も上手でしたが、表情の作り方がちょっとツボで、
これからが気になる役者さんです。

そして、悪女と言ったら、この人、高田聖子!
やっぱりサンドラ・ブロックに似てるんだけど、
サンドラ・ブロックが絶対しないだろう、悪〜い顔するんだこれが。
ドロンジョさまをやってほしい女優さんです。

そして、ぶりぶりのかわいいお姫様役で、神田沙也加が。
歌声が、やはりママにちょっと似てるかも?
ぶりっこして歌っていたから特にかな?





このゲキシネシリーズ、ホントみなさん歌が上手、踊りが上手。
普段はあまり、観ないタイプのお芝居ですが、
年に一度の恒例行事、ドカンと派手なのもいいですな〜。

そして、舞台上にバンドがいるので(隠れているけど)
ライヴのようでもあります。
映画館で観ているんだけど、思わず拍手をしたくなっちゃうところがたくさん!
こりゃ、劇場で観た人たちはノリノリだったろうなあ。

エンディングも、スタンディングオベーション。
スクリーンの中のお客さんに、ちょっと嫉妬しました。





終了後、新宿の映画館からの中継で、古田+天海の舞台挨拶。

素の天海さん、とてもエレガントで、ステキでした。
アネゴっぽかったり、男らしかったり、でもやさしそうな大人の女性だったり。
ヅカファンの気持ちがわかるような気がしてきました・・・

古田新太、やせたのでは??
普段はシャイなんだろうなという感じですが、
二人の掛け合い、面白かったです。


公式サイトに、ブログパーツがあったので、貼ってみます〜



さて、また来年を楽しみにするとしますか。
posted by おくさま at 01:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月25日

しんかんせんの映画〜その1

「奇跡」を観てきました。

DSC_0122.jpg


【ヤフーよりあらすじ】

離婚した両親がやり直し、再び家族4人で暮らす日を夢見ている航一(前田航基)。
母親と祖父母と鹿児島で暮らしながら、福岡で父親と暮らす弟・龍之介(前田旺志郎)
と連絡を取っては家族を元通りにする方法に頭を悩ませる航一は、
九州新幹線全線開通にまつわるうわさを聞きつけ、ある無謀な計画を立て始める。






下りの新幹線と上りの新幹線がすれ違う瞬間に、すごいパワーが発生して、
奇跡が起こるんだって!


なんかさ、「奇跡」という言葉自体が安くなってる今日この頃なので、
小学生のたわいもない噂の中でさえ、「奇跡」とか言うかな〜なんて思ったり。



(そう言えば、これの前に『アジャストメント』を観たけど、
 さらに「運命」という言葉が安くなりそうな予感がした・・・)




バンドにうつつを抜かして働かないオダジョー父と、大塚寧々が離婚。
まえだまえだ兄弟は、離れて暮らすことに。

オダジョー+弟⇒福岡
寧々+兄⇒鹿児島




兄は、灰の降る鹿児島がいやでしょうがない。
学校までの坂道も、掃除も。イライラ。
なんでこんなとこに住まなきゃいけないんだろう。
そりゃそーよね、望んできたわけじゃない。
私も、こっちに住み始めたころ、ずっとそう思ってたな。

たまに弟に電話すると、あっちは意外と楽しそうにやってる様子。
またイライラ。
「おまえは、また家族一緒に暮らしたいと思わへんのか?」

兄は、家族4人が一緒に暮らしていたことを夢に見て、
桜島が爆発して、鹿児島のまちがめっちゃくちゃになれば、
あの楽しかった生活に戻れる、と思う。

このイライラと破壊的な考えが、切ない。
だって、親のせいだもん。





対して、弟は、実は、父母が罵り合ってる夢を見て、
「もうあんなんいやや〜」
お母ちゃんの好きだった、そらまめを庭に植えて、成長を楽しみにしている。


この対比が面白い。
楽しかった思い出にしがみつく兄と、
割り切ってこれからの生活を前向きに見ている弟。





それぞれの友だちを連れて、子どもたちは、新幹線の奇跡を見に行く旅に出る。
あ、これって「スタンドバイミー」だ。



とにかく、子どもたちがいきいきと描かれていて、
「生命力」を感じる。

プールのあとにかじる、ガリガリくん。かしゅかしゅかじる音。
新幹線が交わるのはどこか、地図にきゅきゅきゅと印。
大爆発を起こす桜島の絵を描く、力強い筆致。わしわし。
なにかと駆け出す、子どもたち。
あ!コスモスだ!だだだだ。いそげ!だだだだ。





新幹線が見れる、その前に入る、カットバック。
今まで映し出されてきた物語の、子どもの視界。

この冒険をするためのお金を集めるために、のぞきこんだ自販機の下。
奇跡で生き返らせようと、連れてきた犬が入っているリュックサック。
昔はケンカして取りあった、今は弟に譲ってあげる、ポテチの最後のくず。

私、なんでかこのシーンで、号泣してしまいました。
なんなんだろうな〜。
変わっていないつもりでいるけど、
きっと、もう私には見えてこない世界だったからだろうか?




そして、新幹線のすれ違う瞬間!
口々に自分の願いを叫ぶ子どもたち。
ここでも、私は先ほどの涙がぶり返してしまいました。
だって、無邪気に願いを叫ぶ子ばかりじゃなかったから。

何も言えなかった子もいるし、
みんなで話し合っていた時に言っていたことと違うことを言った子もいた。



私たち大人は、子どもは無邪気でいいね〜、自由でいいね〜、って思うけど、
彼らは彼らなりに、子どもながらに、いろいろ考えているのですよ。





ああ〜、こういうのって、歳取ったってことなのかなあ〜。





阿部寛とか、長沢まさみとか、いろいろゴーカに出ていたけど、
そのへんは、もう、いなくてもよかったんじゃないかというくらい、
子どもたちの映画でした。

そして、冷静に考えると、オダジョー父が一番悪いんじゃ?(笑)
バンドもいいけど、あんな小さな子一人でごはん食べさすなよ〜。
歯抜けのまえだ弟くんが、一生懸命うちのことやってる姿が切なかった。





この手の邦画は、普段あんまり見ません。
それに、明らかにJRとタイアップじゃん!(笑)
(ですが、それをあまり感じないように作ってあったと思います)




そんな私が、この映画を観たくなったのは、このCMを観たからだと思います。








以前も記事にしましたが、
九州新幹線、地元では、賛否両論あります。
作ったはいいが、利用客がとても少ない、ほらやっぱりね、とか。

だけど、きっとこの新幹線が通る時、人々は、つい見ちゃう。
大人も子どもも、鉄ちゃんもそうじゃない人も。
わー!って。
なんとなくわくわくしながら。

なにかを運んできてくれるような気がするのかもしれない。
それは、映画の中で子どもたちが願った奇跡とは違って、
すごく現実的な経済効果だったりするかもしれないけど。

たぶん、新幹線にみんな、希望を持っているんです。
豊かな時代になった今だけど、
それでもまだ、新幹線は、夢と希望をのせているんだと思うんですよ〜!

このCMや、この映画が、見る人になんかじーんとするものを感じさせるのは、
そこに「奇跡」じゃなくて、「希望」を見るからじゃないでしょうか。






オダジョーと大塚寧々は、きっと復縁しないと思います。
だけど、兄弟二人には、この新幹線を見たときの気持ちをずっと思い出してほしいと思います。
それが、どんな気持ちかということは、それほど重要じゃないかもしれません。
どちらかというと、見たっていうこと自体が、彼らの糧になる気がします。










新幹線がすれ違うのは、どうやら熊本の宇土あたりらしいです(笑)
見てみたい!!
posted by おくさま at 18:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月17日

白と黒

ええ??ウィノナ・ライダー出てたの????









ということで「ブラックスワン」観てきました。


NEC_2446.JPG




できるだけ、露骨にネタバレしないように書きます!(笑)








とにかく、音楽が美しい!
(まあ、当たり前と言えば当たり前ですが)

そして、舞台上のダンサーの息使い、トゥシューズの音、衣擦れの音、
音がリアルに彼女たちを表現している。

バレエは、一見優雅なんだけど、
まさに「白鳥」で、水の中では必死に足をばたつかせている。
それもかなりハードに。

ダンサーたちの筋肉ってすごいよね!
だって、あの運動量すごいもん・・・
でも、お客さんには、それを感じさせないように見せないといけない。

この映画では、それをステージ上から見せることで、
「白鳥」たちの本当の姿を見せているのかなと思います。
だから、物語だけでなくて、バレエってこうやってできてるんだ、
という楽しみ方もできます。







清純派なニナ(ナタリー・ポートマン)が、黒鳥を演じる。
黒鳥を演じることができなければ、プリマになれない。
だけど、ニナはどうしたって白鳥でしかない。
黒鳥は、男を誘惑する、官能的なキャラクターだから。




これって、バレエじゃなくて音楽の世界でもそうだと思うし、
女優さんとかでもそうだと思います。
その人の持つイメージって、やっぱり強いんですよね。




私も、選曲するときに、やはり自分の中にない性質の女性の歌は、
なかなか選べません。
だって、感情移入できない・・・
(なのでいつも、フラれました系ばかり歌ってしまうのですお)




若い頃、男に媚びる女や、男なしで立っていられない女を毛嫌いしていました。
私はそうなりたくない、いやなるわけがないと思っていました。
実際、ならなかったのですが、大人になってみると、
それはとてもかわいくないということもわかるようになりました。
そういう女も、まあしかたないな、というか。

それって、認めたくないけど、嫉妬だったり、
もしかしたら憧れなのかもしれない。





ニナは、その上、「母親」という呪いにもかかっています。
自分は、母親が成しえなかったことを背負わされている、
それを負担に感じながらも、でもがんばることでほめられたいとも思っている。

悪魔の呪いの魔法で白鳥に変えられてしまったオデット姫のように、
ニナも、プリマにならなければならないという強迫観念にかられているように思えました。

そのためには、魂も売らないといけないのです。
男も薬もマスターベーションも女性との一夜も、プリマになるためならなんでもするニナ。
そして、虚実の境がわからなくなっていく・・・

プリマになりたかったのか、それとも自由になりたかったのか・・・
そして、そうまでして勝ち取った(?)主役の座だけど、
それは彼女にとっての本当の幸せなのか・・・





ニナの努力は、芸術を極めようと思ったら、珍しくないかもしれません。
どの世界でも、このような子はいるだろうと思います。
そうやって、超一流になっていく、というより、
そうじゃないと、超一流にはなれないのです。






だから、私は超一流じゃないのか〜(はうっ)






簡単に言ったら、一人のバレリーナの成長していく、
その中で精神を病んでいくという映画。

実は、中盤まで観て、もしかしてこれは・・・つまんない展開かも??
と思っちゃったんですが、




ニナが妄想に取りつかれながら、ステージを務め、
失敗してしまうところあたりから、
とても人ごとと思えなくなってきました。

観ながら、いやな汗をかいてしまいました!!
ステージ立つって、なんておそろしいことなんだろう!!
なんか最近、ちょっと忘れてましたが、
ものすごくおそろしくなってきました・・・
客席いっぱいのお客さんとか!!
みんながこっち見てる、とか!!
スポットライトが当たってる、とか!!
その中で、ベストを尽くさなきゃいけないとか!!!!




無理!!!!!!




肉体的に痛いシーンとか、ちょっとグロなシーンとかあって、
ホラーみたいに言われてたりするけど、
そんなこと全然なくて、

私は、そこが一番怖かった!!!!






けっして、後味のいい映画ではないけど、
なぜか達成感のようなものが残って、
エンドロールが終わった後に、
まるで演奏会のアンコールを見た後みたいに、
拍手をしたくなってしまいました。









とはいえ、やっぱりニナには白鳥が似合うし、
ナタリー・ポートマンはエロくない(笑)
posted by おくさま at 22:50| Comment(4) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月14日

春の二本

レディースデイを利用し、3月〜4月で、二本観ました。










☆英国王のスピーチ


(ヤフーより、あらすじ)


幼いころから、ずっと吃音(きつおん)に悩んできたジョージ6世(コリン・ファース)。
そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)はそんな息子を許さず、
さまざまな式典でスピーチを命じる。
ジョージの妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は、スピーチ矯正の専門家ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていくが……。








受賞数日後だったのですが、それほど多くなくてゆったり観れました。
しかし、この映画に限らずだけど、
CMなどでの「感動!」「絶対泣きます」的な紹介はホントうざい。

じーんとしみじみ感じるものはあったけど、泣きはしなかった。
でも、泣いたからいい映画てもんでもないしさ。


感想。

・よき師は、本当にありがたい。
・実は、よき友がよき師である。
・私も、実は活舌がよくない割に早口なので、
 あのトレーニングを受けてみたい。
・奥さん役の人は、ティム・バートン作品常連なので、
 ついなにかしそうに思えていけない。
・国王に対して、タメ口とか、日本じゃありえない。いい意味でも悪い意味でも。
・イギリス人はやっぱり、お茶が好きだなあ。

・最後に、やり遂げた感があって、やった!よかった!万歳!と思うけど、
 ふと我に帰って考えると、開戦宣言(ネタバレ)なわけで・・・
・つまり演説上手ということは、いいばかりじゃない・・・




劇中に流れる、クラシックがいい感じでした。
いい意味でのハイソ感。







☆ツーリスト

(ヤフーより、あらすじ)

傷心を癒やすためイタリアを訪れたアメリカ人のフランク(ジョニー・デップ)は、
ベニスに向かう車中で上流階級の美女エリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)に声を掛けられる。
魅力あふれるエリーズに誘われるがまま、アバンチュールに酔いしれるフランク。
しかし、それはすべて仕組まれたわなだった……。




アヴァンチュールって。
あったっけ。そんな場面。

ジョニデとジョンジョリーナ・アリーです。
そのへん、ちょっとうといんだけど、待ってました!っていう共演なんですか?
あんまり、似合わない気がしましたが・・・

私の中で、ジョニデは、ハサミ男なんで、
この映画で、ちょっと太り気味のジョニデが、別人のように思えました。
(海賊役は全く見たことないのでよくわかりません)
「さえない高校教師」には、あまり見えなかったなあ。






一言で言うと、

ラブコメなのかサスペンスなのか、なんなのか、
中途半端な映画だなあ〜。

という感じでした。

たしかに、タイトル通り、旅情を誘う映画ではありましたが・・・
(ベニスの風景がキレイ!!旅行行きたい!!)

んなあほな!!というオチにも、ちょっと(笑)





posted by おくさま at 11:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月13日

見えぬけれどもあるんだよ

「崖の上のアリエッティ」
いやなんだっけ、

「借り暮らしのアリエッティ」だった(笑)

観てきました。


NEC_1940.JPG




大きな盛り上がりがないとか、「借り」たなら返そうよ、とか、
少年のうちってどんだけ金持ち・・・とか、
時々、縮尺が変な気がする・・・とか、
少年とかお手伝いのおばさんが、突然こわくなるのってどうなの?とか、

まあ、いろいろ思うところはありましたが、
一番気に食わなかったのは、



声優陣。



ていうか、声優じゃないし。俳優がやってるから。

で、そのキャスト名が、映画の最初に出る。
なので、頭っから

小人の女の子の役は、志田未来なのね、
そんで、この少年は神木くんか〜、
大竹しのぶ・・・ってことは、お母さん役か?
ということは、お父さんが三浦友和なのね・・・

という具合に、
その役者さんの声にしか聞こえないわけです。



まあ、樹木希林さんのように、もうどう聞いてもザ・樹木希林!という声の人は、
しょうがないと思うのですが、
(それもどうかと思わなくもないですが)




あんまり最初から、役者さんの顔が見えるようなキャスティングにするのは、
どうなんでしょうかね〜。




プロの声優さんを使わないのはなんでなんでしょうか?





ちょっと意外性みたいなものを狙って、あたる場合もありますが、
かなり引く場合もあったりして、
私はあまり好きではありません。
アニメにしろ、海外の映画の吹き替えにしろ、
やはりその映画の世界に入りたいです。

お、竹下景子、最近よく出てるな〜、などと思いながら映画観るの、
つまんないじゃないですか。










ジブリらしく、かわいいシーンとかやっぱりあって、
(だんごむしとか)
夢があって、あーパン食べてるときにちょっとこぼしちゃったりするのって、
彼らのためにも悪くないか・・・とかけっこう本気で思っちゃったり、
グッズとかも買いたくなっちゃう感じですが、

全体的になんとなく、で?という。
いつものように「おわり」と出ても、あ、おわりなの?と。





まあ、このくらいでいいのかもしれません。
しかし、雰囲気はあったけど、あのテーマ曲はあんまり印象に残らないなあ。
そう考えると、やっぱり久石譲はすごいなあ。







とはいえ。




ずっと見てきた、「ゲゲゲの女房」がもうすぐ終わります。
最初から通して流れていたテーマ、

見えないけれど、あるんだよ、いるんだよ、
それでいいんだよ

それが、アリエッティにもありました。

この前のコンサートで、共演者さまが歌った金子みすずの詩の歌の中に、

「星とたんぽぽ」っていうのがあって、
これがまさにこんな感じでした。


http://www.astrophotoclub.com/misuzu.htm







私は、小人も妖怪も幽霊も超能力も宇宙人も信じてないけど、
あっても(いても)いいかもね〜、というスタンスです。
絶対いる!!!!とか、い〜や非科学的なことは信じない!!!
などと、目を血走らせて口論したりするほど、どちらにも肩入れしてない。

○か×かって決めちゃうのも、つまんないと思うわけです。
いるかもしれないしいないかもしれない〜、不思議だね〜、くらいでいいじゃん、と。






というわけで、




アリエッティ、借りていった楽譜、貸しといてあげるから、
そのうち返してよね。
それと、お財布から消えたお金も、あなたたちには使えないものだから返してちょうだい。
posted by おくさま at 17:40| Comment(6) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月26日

夢が見れる機械が欲しい

タイトルは、ムーンライダーズですが、
そんな映画を観てきました。


インセプション

http://wwws.warnerbros.co.jp/inception/mainsite/




あらすじ(WIKIより)

主人公のドム・コブは、人の夢(潜在意識)に入り込むことでアイディアを“盗み取る”特殊な企業スパイ。そんな彼に、強大な権力を持つ大企業のトップのサイトーが仕事を依頼してきた。依頼内容はライバル会社の解体と、それを社長の息子ロバートにさせるようアイディアを“植えつける(インセプション)”ことだった。極めて困難かつ危険な内容に一度は断るものの、妻モル殺害の容疑をかけられ子供に会えずにいるコブは、犯罪歴の抹消を条件に仕事を引き受けた。

古くからコブと共に仕事をしてきた相棒のアーサー、夢の世界を構築する「設計士」のアリアドネ、他人になりすましターゲットの思考を誘導する「偽装師」のイームス、夢の世界を安定させる鎮静剤を作る「調合師」のユスフをメンバーに加えた6人で作戦を決行。首尾よくロバートの夢の中に潜入したコブ達だったが、直後に手練の兵士たちによって襲撃を受けてしまう。これはロバートが企業スパイに備えて潜在意識の防護訓練を受けており、護衛部隊を夢の中に投影させていた為であった。インセプション成功の為に更に深い階層の夢へと侵入していくコブたち。次々と襲い来るロバートの護衛部隊に加え、コブの罪悪感から生み出されたモルまでもが妨害を始めた。さらに曖昧になる夢と現実の狭間、迫り来るタイムリミット、果たしてインセプションは成功するのか。











相手の夢の中に侵入する、というので、筒井康隆の「パプリカ」を思い出したけど、
読んだのがずいぶん前なので、すっかり忘れてしまい、
映画(アニメ)化もされたが、それすらずいぶん前で、すっかり忘れているので、
この映画、新鮮な目線で見ることができました。

忘れやすい自分、万歳!




さて、夢の中といっても、その中で「今夢を見ていて、さらにまた夢の中に入る」
ということを認識しているのが、この映画の肝かな。

その夢から目覚めるためには、強い衝撃を受けなければならない。
たとえば死ぬとか。

これは、実際にそうだそうです。
だから、どんなに恐ろしい殺人鬼に追いかけまわされても、ああもうだめだ!!!!!
というときに目覚めるようになってるんだそうです。
脳が、その強い刺激で目覚めるんでしょう。

(殺されたけど、意識があり、周りの人に呼び掛ける!という夢を見たことがありますが)

ほんの数分眠っただけなのに、夢の中では何時間も経っていて・・・
というのも、この映画によると、
リアルの世界の時間の二乗=夢の世界の時間経過ということになるようで、
その中で眠ると、さらに長くなる、というルールになっていて、

夢の中の夢→下の階層・・・下に行けばいくほど、時間の経過が長くなる

というのもおもしろかった。
上、下、っていうのが。

このルールさえわかっていれば、複雑に入り組んだように見えるストーリーも、
そう混乱せず見れるのですが、
冒頭が、時間軸に反して、途中の場面から始まるので、
最初、ちょっと集中してみないと、やんなっちゃうかも。

ネットで見ると、この最初の部分で脱落した、という人がいましたが、
これでだめなら、小説とか読めんだろ!
「メメント」なんて、とても無理だろ!





失敗すれば、夢の中で死に、潜在意識の虚無の世界に落ちて、
廃人になってしまう、という、ハイリスク。

何層にもなる構造と、迫るタイムリミット、みたいなのに惑わされているうちに、
えーと、そもそも、なんでこんなことやってるんだったっけ??
となる。よく考えると、そこまでしてやんなきゃいけないような依頼でもなかった気が。
(切実に成功させないといけないのは、デカプリオだけじゃ?)






どっちなのよ!!!というエンディングのあとの、スタッフロール、
まあ、いつも映画を観る時は、客電がつくまで席を立たないのですが、
今回ほど、え!ないのかよ!!と思ったことはなかった。
「トータルリコール」システムかと思ったのに・・・








夢の中にずっといたい、って時もあるな・・・
このまま、目覚めなくてもいいや・・・って。
夢の中だったら、もう二度と会えない人たちや、もう二度と過ごせない時間を、
手に入れられるんだもんね。

ディカプリオの設計した虚無の世界みたいなのだったら、
私はきっと、残ってしまうような気がする・・・

だからかもしれないけど、
今いるこの世界が、本当の現実か?というような物語にはひかれます。







モラトリアムとか、ニートとかも、これに近い感覚じゃないの?
やば・・・



posted by おくさま at 16:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月13日

誰でも・・・?

ドラマ「MOTHER」を見ている。
虐待を受けている子どもを、見かねて、誘拐してしまう松雪泰子。
誘拐自体は犯罪だけど、そのままにしていたら、子どもは死んでた。
(まあ、警察に言うべきだったと思うけど・・・)

この前の回は、その虐待してたママのバックグラウンド。
本当に可愛がってた時代もあった。
離婚をして、頼る人もいなくて、お金もなくて、
仕事でいっぱいいっぱい、友だちはみんな遊んでるのに・・・




こんな状態のシングルママって、けっこういると思う。
度合いの差はあれ、手をあげちゃうって、しちゃうかも。

このドラマのママも、最初は、ニュースを見て、
「子どもを虐待するなんて!絶対信じられない」と言っていた。
そういう、普通の人が、追い詰められて、
あっち側にいってしまう。





映画「告白」の犯人の共犯者の母親も、
「うちの子は悪くない、そそのかされただけ」
自分の子どもがそんなことをするなんて、信じられない。
なんでうちの子がこんなことに、なんで自分がこんなことに!

なんで私だけこんな目にあうの?

犯人もそう、犯人に共感する者もそう。

なんで私をわかってくれないの?





誰でも、可能性はあるのかもしれない。
花粉症の発症と同じで、私はならないと思ってても、
バケツがいっぱいになったら、突然始まってしまう。




私は、加害者にも被害者にもなったことがないから、
想像するしかない。

だから私にも可能性があるのかもしれない。
絶対、人は殺さない、虐待なんてしない、って言いきれないかもしれない。
しないように生きていきたい、と強く思っていくしかない。




だけどだけど!!!
そういう状況にある人が、みんな、あっちに行っちゃうわけじゃないんだ・・・




加害者側は、意思を持っている。
でも、被害者側には突然のできごと。




前回の記事で、死刑の存置か廃止か、という話を書いたけど、
死刑と言う罰を受けることで、死刑囚が改心することが多く、
そうやって悟った人間を、殺すことが必要なんだろうか、
という著者の意見に、

でも、他人の都合で殺された人は、
そんな風にやり直したり生まれ変わったり、
いつできるんだろう?できないよね?
と、どうしても、反発の意見しか浮かばなかった。

自分の心を保つために子どもを殺した、
「告白」の犯人は、これから罪を背負って生きていけばいい。
だけど、子どもは生き返らないし、
松たか子は、復讐を遂げても、以前の生活を取り戻すことはできない。





罪って?罰って?




生徒たちの無邪気な残酷さに、ぞっとした。
木村佳乃の狂気ぶりに、にやりとした。
松たか子の慟哭に、グッと心をつかまれた。

この重〜い物語、救いは役者陣の演技力の高さだったかも。




posted by おくさま at 23:04| Comment(4) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

死刑と松子と母親と

映画「告白」観てきました。


みほまめたんの記事を見て、お?もう見たんだ?
と思ってたら、ちょうどレディースデイだったので、
さっそく行ってきました。

原作もなかなかの内容。
「嫌われ松子の一生」の監督だというので、
あの独特の色彩世界なのかと思ったら・・・





◆あらすじ(yahooより)

とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、
教壇に立つ担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。
「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、
娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」
教室内は一瞬にして静まりかえり、この衝撃的な告白から物語は始まっていく……。





原作同様、登場人物の「告白」という形で進んでいく物語。

冒頭、松たか子が語りだす、教室内のおそろしいまでの混沌。
好きなようにしゃべりっぱなしの子どもたち。
歩きまわるし、ケータイ使い放題。
先生が話しだしても、その雑然とした状態は変わらない。
むしろ、
「森口がなんか言ってるけどお〜?」みたいな横柄な態度。

この段階で、もう、この映画の恐ろしさは決まったような気がした。



マスの残酷さ。
第三者の無責任さ。



その後、犯人、犯人の母、共犯者?などの告白が続く。
その誰もが、狂気に満ちている。





この映画を観る少し前に「死刑」(森達也)という本を読んだばかり。
死刑という制度について、存置か廃止か悩む著者。


悪いことをすると、警察につかまるんだよ〜。
人を殺すと、死刑になるんだよ〜。

・・・と、子どもの頃教わって、そのままの認識でいたけど、
実際は、人を殺しても、死刑にはならないことを知らない人も多い。
無期懲役も、一生牢屋暮らし、ではなく、何十年かで出られる。
少年だったら、10年以下で出られる。

死刑を執行する刑務官や看守の談話や、
冤罪被害者の談話、死刑囚との手紙のやり取りなどを取り上げ、
死刑という制度についての疑問を語る著者。

私は、小説「13階段」で初めて、死刑というものがどのように執行されるのか知った。

日本では、首つり。
つられてから、すぐ即死するわけではないので、20分はそのままにしておくんだそう。

執行人は、一人ではない。
数人でボタンを押す。
誰のボタンが足元を開けるものかはわからないようになっている。

「13階段」は、その執行人の話だった。
死刑囚とはいえ、人。自分は人を殺すのだ・・・



著者は、犯罪の被害者の感情ももちろん取り上げる。
少年に妻子を殺された、本村さんとのやり取りも紹介。

その上で、死刑=人が人を殺すという制度に疑問を投げかける。








映画「告白」に戻ると、
娘を殺された松たか子は、犯人に復讐を始める。


(復讐というと、私は韓国の映画「親切なクムジャさん」を思い出す)


前述の「死刑」でも、孫を殺されたおじいちゃんが
「許されるんだったら、殺してやりたい」と言う。
本村さんも公言していた。

だけど、日本では復讐は許されない。
でももし、許されるなら?
映画やドラマみたいに、できるだろうか。
直接、相手に刃物を向けて、それをその体にしずめることができるだろうか。
できる人ばかりじゃないと思う。

私は、松たか子やクムジャさんになれるだろうか。

だから、その代わりの「死刑」。
というのが、存置派の意見。




しかし、復讐したら、終わりではない。
死刑執行されたら、終わりではない。
加害者は、そこで人生を終わるが、被害者の家族はまだその先を生きるのだから。











長くなりそう。
つづく。





posted by おくさま at 20:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月22日

どういう見かたをするか、かな〜

しばらく経ってしまいましたが、
「アバター」観てきました。

映画館に行ったら、なんとずらりと行列が!!
う〜ん、さすが春休み・・・
と思ったら、すべて親子連れ、ドラえもんのお客さんでした。
おそるべし、ドラえもん人気・・・









3Dの風景描写、美しい。
飛び出してくるわけではなく、奥行きが出る感じ。
造形はそう新しいと思わないが、蛍光に光る、オーロラ色がきれい。
本当に、こんな場所があるなら、どんなに素敵だろう。
機械だらけの現実に、戻って来たくなくなるのもわかるけど。


問題はストーリーか。

最終的に、原住民対侵略者の戦争になる。
いろいろ言っても、どんなに科学が発展しても、結局最後は殺し合うのだな〜。
なんか、がっくり。



主人公の思考が短絡的な気が。
退役軍人で、足が不自由だった彼は、結局、自由に駆け回れるヴァーチャルの世界を選んだ。

現実の世界(足が不自由、侵略者側の立場、優秀だった兄の代わりであることなど)より、
美しい世界、シンプルな社会、自由になる身体、英雄的立場と一族の娘との恋愛という、
ヴァーチャルな世界を選んだ。

自然への畏敬の念だとか原住民への尊敬、反軍事力などをからめてはいるが、
最終的に、この宗教的でもあるヴァーチャル世界を主人公が選んだことによって、
それらは、うやむやになった感がある。

このヴァーチャル世界は、まるで新興宗教。

信仰するものとしない者は、わかりあえず、互いに排除しようとする。
同じ部族は、根を張りネットワークをつなぐ。
権力者が絶対の力を持ち、それに逆らうことはできない。
死者を神の力でよみがえらせようとする。
また、弱っているものを別の体に移り変えようとする。
そういった、いわばオカルト的な表現に、興ざめ。
(前半はおもしろかったんだけど、後半からのこの展開に引く)




侵略側の、マッチョ将軍も、ステレオタイプの悪役で、
主人公にしても、悪役にしても、
もうちょっとものを考える人にできなかったのかね。

ご都合主義なストーリー展開は、別にいいけど、
こういうメッセージ性の高い雰囲気の映画にするなら、
その辺もうちょっと掘り下げてほしかったな・・・

映像美は認めるし、これからは3Dの時代になっていくらしいけど、
技術が高くなったからといって、すばらしい映画とは限らない。
チープな映像でも、すばらしい作品はたくさんある。

最新のアニメがまさにそう。
(興味ないから見ないので、よく知らないけど)
CGアニメは気持ち悪くて見れない。




これって、ディズニーランドのアトラクションにしたらいいと思う!

「パンドラへようこそ!本日はみなさんを、すばらしい世界にご案内いたします!」

配られる、3D眼鏡。装着!わくわく。
・・・ん?それもうやってるか、マイケルの「キャプテンEO」で。





歩けない自分、コンプレックスのある自分、
損得を考えていた自分、周りの迷惑を考えていなかった自分、仲間を犠牲にしてしまった自分、
それらをもうちょっと考えてほしかった。
その姿を見て、ナビィたちも、許してほしかった。

その上で、受け入れられるなら、もう少し納得がいったかもしれない。

いろんな意味でのしがらみのつまった体を捨てて、新しい体に移る主人公に、
まったく感情移入ができなかった。
なかったことにしちゃうのか〜?
もうちょっと悩もうよ〜・・・。









だから、この映画は、

絵(映像)を見るか、物語を見るかで、まったく評価が分かれる映画なんだろうと思う。





posted by おくさま at 23:11| Comment(4) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月25日

邦画ばっかりだった

最近、観た映画。









「ウルトラミラクルラブストーリー」


青森で農業をしながら一人で暮らす子どもみたいな青年・陽人はある日、東京からやってきた保育士の町子に生まれて初めての恋をする。
町子が青森に来たのはカミサマと呼ばれる占い師に会うため。
なぜなら事故で死んだ元カレの首がまだ見つかっていないから…。
けれどもそんな噂なんておかまいなしの陽人は毎日町子先生に会いに行く。
強すぎる思いは嘘みたいな出来事を次々と巻き起こして…。

(Wikiより)


松山ケンイチくんが、めっちゃ方言で演じる映画。
子どもみたいな青年、ていうか・・・
とにかく、松山くんが地元?の方言バリバリで、
今まで見た中で、もっともいきいきして見える。
だけど、何言ってるかわかんね〜〜〜〜〜!

このはっちゃけ東北人、松山ケンイチを見るだけで価値がある映画。
ストーリーは、まあ、いいんじゃないでしょうか。





http://www.umls.jp/




「神童」

幼い頃から「神童」と呼ばれていたピアノの天才少女、うた。
彼女は指を保護するために球技を禁止され、常に手袋を着用するという生活を強いられていた。
しかし膨らむのは大人の期待ばかりで「自分が本当にピアノが好きなのか?」ということさえ分からない。
逆にワオは音大を目指す浪人生。
次の試験に落ちればピアニストをあきらめなければいけない。
そんな二人がちょっとした出来事で出会い、うたはワオにピアノを教えるようになり…。

(Wikiより)






神童って言っちゃうほど、りこちゃんがずば抜けて上手じゃなく、
家庭環境も複雑で、普通に考えて、ピアノは無理だと思うけど・・・

それより、才能ないけどピアノ大好き、な、
松山くんにリアリティがある。
(あ、また松山くん)

そして、ロケ地は、我が母校であった。
(埼玉の1・2年校舎)

なつかし〜〜〜〜!!
こうやってみると、素敵なところみたいじゃん!(爆)

事情通に聞くと、本来舞台になっていたのだめの撮影時に、
そんな低俗なのダメダメ!(しゃれじゃないす)
と断ったのはいいが、その後、のだめが大ヒット!
受験者数も減少しつつある、我が母校は、
考え直して、OKしたんだとか。

校舎も練習室もホールも、全部使ってました。
きれいなところに見える〜!
(え?もしかして、今はきれいなのかも?)

不思議な気分でした〜。
リアルなような、あくまでフィクションなような。





ちなみに、この映画で松山くんのピアノの吹き替えをしたピアニストは、
のだめで千秋先輩の吹き替えをした人と一緒です。

82年生まれだって!若!!

http://www.oc-kasumisou.com/concert/shusai/090629-shinya/shinya.html



http://www.bitters.co.jp/shindo/





「罪とか罰とか」

イケてないアイドルのアヤメは、久しぶりに掲載されたグラビア頁が逆さに印刷されているのを見つけ、
その雑誌を衝動的に万引きしてしまい、逮捕を免れるために、
警察署の“一日署長”を務めることになった。
しかし、午前中で終る筈が「一日署長だから、夜中の12時まで」という奇妙な指示が。
しかも、自分の担当刑事、春樹はアヤメの元彼だった。
アヤメは春樹に、愛するあまり人を殺してしまう「殺人癖」があることを知っていた。
 (goo映画より)





ケラの最新作。
りこちゃん(あ、またりこちゃん)が主演で、いろんな人出てるけど、
これは・・・うまいこと作ってるようで、ビミョーな映画だったなあ。

ただ、りこちゃんが、さっきの「神童」よりいい。
(近い時期に撮ったらしいけど)
ぼさっとした感じが。

彼氏役の男の子、瑛太くんの弟なんだって〜、似てると思った。

ケラなので、ブラックだったり不条理だったり、わけわかんなかったりするんだけど、
それがツボらない人は、つまんないと思う。





ケラ作品なら「グミチョコレートパイン」の方が好きだ。
元DOUT○Iのみなさんは、必見!
え?伏字にするなって?
だって言えな〜い、乙女だも〜ん。

あの、サブカルにまみれ、自分は他の連中とは違うと思いこみ、
きっとそのうちなにかがある!とか思っちゃってた、
そう、あの、恥ずかしくもいとおしい時代!!
原作は大槻ケンヂです。

(あ、グミチョコの話になっちゃった)



http://www.tsumi-batsu.com/

http://www.music-lounge.jp/movie/gumichoco/index.html







「ブタがいた教室」

4月、6年2組の新任教師の星はこどもたちに「先生はこのブタを育てて、最後にはみんなで食べようと思います。」と提案。
6年2組は騒然となる。
ブタにPちゃんと名づけ、校庭に小屋をつくり、交代しながらえさやりから掃除、糞尿の始末まで
生まれて初めての作業に戸惑う子どもたちであったが、
やがてPちゃんを家畜としてではなくペットとしての愛着を抱くようになっていた。
卒業の時は迫り、星はPちゃんをどうするかみんなで話し合って決めてほしいと提案。
クラスは「食べる」「食べない」に二分することに…。

(wikiより)







予告
http://buta.channel.yahoo.co.jp/index.php?itemid=43





妻夫木くんが先生だったら、もっと勉強したなあ〜・・・ほわ〜。
違うって。そこじゃないって。




これはね〜・・・。むずかしい。
飼ったら食べられないでしょ・・・。
名前つけちゃだめでしょ・・・。

子どもたちには、白紙の台本を渡し、
本当にディベートしたんだとか。
小学生で、このレベルのディベートができるのか〜。

「食べるなんてかわいそうだと思います」
「私もそう思います」「私も〜」
という、流れになっちゃいそうだと思ったけど、
ちゃんと、子どもなりに考えて考えて、
「責任」とか「命への接し方」とか「食ってなんだ」とか、
時には、ケンカみたいになったりしながらも話し合って、
それでも結論は出ない・・・

(「どうしたら責任を取るってことになるのか」という話まで!深い!小学生だぞ!)

そうだよな〜、子どもたちにそれがそれを決めるのは、
やっぱり難しいと思うし、
最終的にはやっぱり、教師がなにかを示して、指導すべきなんだよな〜。

だけど、とにかくこのディベートは見ごたえがあって、
どちらの結末になろうとも、
これだけ深く考えたという事実は、彼らの人生に残るわけで。

さあ、どうなるんでしょうね〜。









エンドロールに、とんかつ屋さんの名前があって、
あう〜〜〜〜〜!!
それはいかんのじゃないかね、ワトソン君?







http://buta.channel.yahoo.co.jp/
posted by おくさま at 23:27| Comment(4) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジャンルは「映画」?

ゲキシネ、今年も見てきました。

NEC_1601.JPG



過去の記事を見てみると、どうやら今まで毎回懸賞で当たっていたようですが、
今回は、特に懸賞にも出ておらず、
試写会も外れたので、
自腹切って行ってきました!
(それ普通)

たまたま、仕事が休みの水曜日。
オウ〜、レディースデイジャナイデスカ!



私 「12時からのゲキシネお願いします」(迷わず1000円札を出す)
受付のお姉さん 「2500円です」(スマイル0円)



・・・ひゅるり〜〜・・・




オウ〜、レディースデイ、カンケイナイノデスカ!
ガク・・・




まあ、舞台観に行ったら、もっとしますから、
そんな、2500円くらい、2500円くらい・・・うう。
(どんだけケチ・・・)




今回は「蜉蝣峠」(かげろうとうげ)。
相変わらずの、お下品で楽しくてかっこよくてすごい芝居。
(今回は、けっこうお下品でした、そして血みどろ)

古田新太が、かっこよく見えてきちゃうんだよな〜、不思議。
だって、オジーだよ?

(「木更津キャッツアイ」)

http://www.tbs.co.jp/catseye/interview/int12.html

立ち回りの時、ちょっときつそうだったけど(苦笑)
堤真一の華麗な感じとはちょっと違って。
それでも、かっこよく見えるから、役者ってすごい。



どいつもこいつも、歌が上手!!!
役者なのに、歌もうまいって!!歌手の立場は!!
カンベンしてくださいよ〜。

細かいネタが、いちいちツボります。
ドンキとか、デビルマンとか、パフュームとか。
(回りはあんまり笑ってなかった・・・あれ?)






いろいろ役者さん出ましたが、
堤真一の殺陣が、カコイイ!!
けっしていい役じゃないんだけど、カッコイイ!!
男の着ながし姿は、サイコーです!
私が言いたいのはそれだけです!










(内容に触れてない・・・)







「蜉蝣峠」予告編

http://www.kageroutouge.com/qt03.html

posted by おくさま at 22:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月09日

萌え!!としか言いようがない。

「時をかける少女」を観ました。

公開当時に観て以来です。
私の心の、素敵映画の一つでした。

よくは覚えていないんだけど、
もやもや〜っとなんだか、ノスタルジックでロマンチックな、
胸キュン映画、っていう印象。









大人になって見てみた感想・・・



・役者たちがめちゃ棒読み!でもそれが、あの頃ぽい!
 (今みたいに、みんながみんな上手じゃなかった気がする)

・知世ちゃんは、ぱっとしない(ごめんなさい)
 でも、そこがたまらなく初々しい。
 時々見せる表情が、キリっと凛々しく、
 当時の男の子たちはこれにやられたのね〜。

・知世ちゃんは、弓道部。これもカコイイ!!憧れた!!

・尾道の風景がものすご〜くいい。
 尾見としのりは、お醤油屋の息子だったり、
 高柳くんも、素敵な温室のあるおうちに住んでいる。
 それが、おしゃれ〜じゃなくていい。
 町並みとか、行ったことないのに、ノスタルジックな気分に。

・学校の風景もノスタルジックになる一つの要因。
 理科室とか、もう!!

・言葉がきれい。というか、ていねい?
 小説のセリフのよう。
 今みたいに、すげー、マジー、パねえ、じゃね?とか言わない。
 男子が、女子に芳山「くん」とか言うのも、いい〜。

・タイムリープするのに、ラベンダーの香りが・・・って、
 なんて素敵なシチュエーションなんでしょ!
 あんなブラックな小説をいろいろ書いている、筒井康隆の作品ですよ!!
 
・ひな人形の記憶とか、お祭りとか、神社とか、尾道の町並みとか、
 現実の世界は、とても和な世界なんだけど、
 おだやかでやさしい幼なじみの彼のおうちの温室、
 ラベンダーの香りでタイムリープというロマンチックさ。
 この対比がまた、ぐっときます。

・音楽は、松任谷正隆でした!知らなかった!
 あの「桃栗〜」の歌は、実在する歌だと思ってた私・・・

・幼なじみだと思っていた高柳くんは、タイムリープしてきた未来人。
 接した人たちの記憶を消さなくてはならないのがルール。
 もう二度と会えないかもしれない。
 会えても、きっとわからない。
 でも、私はあなたのことを、ずっと覚えているわ!
 この時の、知世ちゃんの強い瞳。 
 く〜〜、胸キュンですよ。

・のらりくらりしてた、ごろーちゃん(尾見としのり)
 本当は、いつもそばにいてくれたんだよね〜。
 だけど、知世ちゃんの心はずっと未来人高柳くんに向かっているのであった・・・
 かわいそうなごろーちゃん。
 (若いころの尾見としのりは、堂本剛くんに似てる) 






少し先の未来で再会?する二人。
どうなの!?二人は覚えてるの?というあいまいな感じでエンディング。




で、



キター!ですよ。主題歌。
あのイントロだけでもう、胸キュンですよ。
この曲を作ったというだけで、もうユーミンは私の中で、
クイーンですよ。





胸キュンでひたっていた、映画の世界。
そのヒロインが、突然すっくと立ち上がり、原田知世に戻り、
登場人物たちと、主題歌を歌うのです。
この演出も、にくいじゃありませんか。


映画のタイトルと一緒のタイトル。歌詞にも出てくる。
今、こういうのってないですね〜。












予告。

「いつも青春は時をかける」

うわ〜、ぐっときますね〜!!!







そうなんだ、昔の友だちと会うと、長く会ってなかったのに、
ちゃんとその時に戻っちゃうのは、
きっと、タイムリープなんだ!
知世ちゃんが40過ぎても、いつまでも清楚なのも、
きっと、そういうことなんだ!!!!!
そうなんだ!!!!!







筒井康隆、万歳。
大林宣彦、万歳。
角川春樹、万歳。
posted by おくさま at 20:47| Comment(5) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月06日

わたしのかいじゅうは「眠気」

「かいじゅうたちのいるところ」

を観てきました。

有名な絵本の映画化だということですが、
実は、その存在も知りませんでした。

・・・これ、子どもわかるかなあ〜。
子ども向けじゃなくて、実は大人向けなのか?




【yahooよりあらすじ】

いたずら好きなマックス(マックス・レコーズ)はいつものようにママ(キャサリン・キーナー)とケンカして、外に飛び出してしまう。
ふと気付くとボートに乗っていたマックスは、海を渡り、ある島にたどり着いていた。
島に住んでいる怪獣たちはマックスを見つけ、王様に仕立て上げるが……。






感想。

・なんとなく、森ガールが好きそうな映画って感じ。
・マックスくんが、めちゃかわいくて、萌え〜。
・かいじゅうたちは、かわいくない。
・マックスくんの着てた、耳の付いたフードの着ぐるみみたいな服、欲しい!






この世の中で、王様なのは子どもだけ。
その王様なマックスが、言うとおりにならない母の元を飛び出して、
かいじゅうの島へ辿り着くんだけど、

これって、たぶん、マックスの頭の中よね?
わがままだったり、乱暴だったり、
仲良くしようっていったり、
すねてみたり・・・
人間のいろんな面が、かいじゅうとなって具現化してるのかな?

そのいろんな感情=かいじゅうと仲良く遊んだり、
言い合いになったりするんだけど、
そのうち、自分は王様じゃなくて、ぼくはぼくだ!みたいになって、
おか〜さんの元に帰っていく。




途中で、眠くなってしもた・・・
だから、かいじゅうの島のあたりの話は、あんまり覚えてない(汗)






一番思ったのは、

子どもって、感情をうわ〜っと出せていいなあ〜、みたいなこと。
ば〜〜〜〜っと走り回ったり、
飛んで回ったり、泣きわめいたり。
おか〜さんなんかバカバカ!!!!!!みたいに言ったり。

その代わり、うわ〜〜ごめんなさい〜〜〜!!びえ〜〜!(泣)
みたいなのも、思いっきりできる。

どっちも、大人になると、そんなに大きくは表現できないから、
ちょっとうらやましいよ。

あと、マックスの髪形、前髪が長め。
これが、私の萌えポイントだということを、改めて認識(笑)








時間の都合で、吹き替えで観たのですが、
主人公マックスの声は、今をときめくこども店長。
ちょっとかすれぎみの、ちびっこ男子の声・・・萌え〜(苦笑)









というわけで、あんまり記憶に残らなそうです・・・








映画の半券を使って、イタトマでお茶して帰りました。

NEC_1589.JPG

ここでyappyたんとたくさん話した内容の方が、
後に残りそうです。

posted by おくさま at 22:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月22日

地デジ化にともない

我が家もやっと、地デジ化。

最初だけ、CSが見られるということで、
映画チャンネルで、いろいろ見ています。






☆夕凪の街 桜の国


[あらすじ](ヤフーより)

昭和33年広島、皆実(麻生久美子)は同僚の打越(吉沢悠)から求愛されるが、
彼女は被爆した心の傷と、自分が生き残った罪悪感に苦しんでいた。
やがて、皆実に原爆症の症状が現れ始める。
半世紀後、皆実の弟の旭(堺正章)は家族に黙って広島へ向い、
父を心配した七波(田中麗奈)は、
後を追う内に家族のルーツを見つめ直す。







「夕凪の街」と「桜の国」の二つの話は、
別の話のように見えて(時代も全然違う)
実は大きくつながっている。

広島、原爆、被爆者。
麻生久美子よかった〜。

「原爆は、落ちたんじゃなくて落とされた」
「死ねと思われていたこと」

戦争は、やりたくてやってたわけじゃなく、
ごく一部の人を除けば、みんなひどい目にあった。

だけど、そこに強い強い意志があった。

「敵をやっつける」

こわいことだなあ。
今の私に、敵っているだろうか・・・(考え中)
憎い人ならいるけど、死ねとは思わない。

そのくらいの強い敵意を受ける気持ちって。
戦争とは、人に死ねと思われているということ、て考え方。
こういうとらえ方はけっこう意外で、新鮮だった。

身近じゃないだけで、
被爆者は確実にいるし、広島に行けば、ドームがある。

だけど、それは私にはとても遠い。
もっと下の世代には、もっと遠いだろう。
しかたないことだけど、だからといってなかったことにはならないのだから、
だったら、少しでも理解していかなくてはいけないと思う。
死ねと思われながら生きてた人の気持ち。





☆はちみつとクローバー

[あらすじ](ウィキより)

美大生・竹本祐太はアパートの同僚で先輩の森田忍や真山巧らに囲まれ、日々大学生活を楽しんでいた。

ある日、竹本達は大学の教師の花本修司から花本の親戚の花本はぐみを紹介される。
人見知りが激しく口数も少ないはぐみだったが、その愛らしさに竹本は自分でも知らぬ間に一目惚れする。
そして、変人として知られている先輩の森田もまた、はぐみを気に入ってしまう。
はぐみと森田は惹かれ合って行き、お互いにその事を自覚していく。
しかし、2人の恋は通常のそれとは違い、常人には理解出来ない天才同士の魂の結び付きのような物であった。
「恋愛」と呼ぶには少し不思議な関係のはぐみと森田。
そんなはぐみと森田の様子を見て、2人が共有する世界に入っていけない竹本は疎外感を味わう。

一方、真山はアルバイト先の建築デザイン事務所の経営者・原田理花の事を慕っていた。
しかし、夫を事故で亡くし残された事務所を独りで守る理花は、
真山の思いに気付きながらもわざと気が付かない振りをして、
真山と距離を置こうとする。
そんな真山の姿に最も傷ついていたのが真山に恋をする山田あゆみだった。
山田の思いを知る真山は、山田にその思いに応えられない旨を伝えるが、
いじらしい山田を真山は完全に突き放しきる事が出来ない。
山田も真山が振り向いてくれる可能性が少ないとは分かっていても、
その思いを断ち切る事が出来ないまま時は過ぎていく。

こうして、みんながお互いにそれぞれの恋心を胸に抱きながら、
足早に流れていく季節の中、共に同じ時間の中を過ごして行く。
しかし、時の流れは次第にそれぞれに押し殺していた本当の気持ちを自覚させ、
それに対峙していく事で自らの道を見つけ出していく…。








これもマンガだなあ。ドラマ化もしたし。
登場人物たちは、美大生。
それぞれが、片思い中。成就しないからこそ、青春!

マンガでもそうだったんだけど、
才能ある者とそうでもない者の、悲しい落差。
私は、さわやか青春マンガ、というより、
そのあたりのやるせなさを、つらく読んだ。
なぜなら、私もその「そうでもない者」の一人だから。

もちろん努力あっての能力だけど、
センスって、どうしようもない。
どんなにがんばったとしても、運動能力はそう簡単にUPしない。

はぐ(能力ある者)の「目」から見たら、この世界はどんな風に見えるんだろう。
ってセリフがあった。

音楽の世界より、美術の世界の方がそれは大きいだろうな。

そうでもない者の代表である、竹本は、
ふと、なんだかいろんなものから逃げたくなり、
突発的に自転車で旅に出てしまう。
自分探しか?
自分探し、って、けっこう馬鹿にされるけど、
その「逃げたく」なって「なんかわかんないけど」どっか行きたくなる、
ていうのは、よくわかる。
それをバカにできるのは、能力ある者の側の人間だろう。
あちら側の人間に、このもやもやとした焦燥感はわかるまい。




・・・だんだん鬱になってきた(苦笑)








☆トンマッコルへようこそ

韓国映画。韓国ドラマは見ないけど、韓国映画は好き。


[あらすじ](ウィキより)

舞台は朝鮮戦争が激しさを増していた1950年11月。太白山脈の奥地にトンマッコルという小さい村があった。トンマッコルとは「子供のように純粋な村」という意味。そこの村人は戦争が起きてることなど露知らず平穏に暮らしていた。

そんなある日、村に3組の不思議な客がやってきた。空から飛行機と共に落ちてきたアメリカ軍兵士。ヘルメットを被った韓国軍兵士たち。そして韓国と対立している人民軍兵士たち。最初は敵対していた韓国軍兵士と人民軍兵士だったが、村に親しんでいくうちにいつしか互いの敵対心が消えていくようになる。しかし戦争の脅威はこの村をも蝕んでいこうとする。






まあ、いろいろ言われてますよ、反米とか自己満足とか。
だけど、素敵じゃないですか、こんな村があったら。
ファンタジーが、世界を救うこともあるんです。

ポップコーンとか、雨とかちょうちょとか雪とか、
いろいろ「降ってくる」シーンが多く、
どれもきれいだ。
そして、そこに久石譲の音楽。
どうしてくれる。

この映画でよかったのは、ファンタジーで終わらせなかったところかな。
ちゃんと、殺し合いさせて、
仲良くなる敵対してた兵士たちも、罪悪感にさいなまれている。
仲良くなって、よかったね、ちゃんちゃん、にしてない。









この前の「ゴールデンスランバー」の花火もしかり、

結局、この世を救うのは想像力とユーモアかもしれない。





posted by おくさま at 15:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月21日

黄金のまどろみ

映画「ゴールデンスランバー」の試写会が当たり、
観てきました。

NEC_1535.JPG





伊坂ファンとしては、原作とつい比べてしまうところですが、
「アヒルと鴨」「フィッシュストーリー」に続いて、
3作目のコンビとなる監督なので、
割と安心して観れました。





公開は、今月末だそうなので、ネタばれはなしの方向で。








☆アマゾンで拾った、原作のあらすじ☆

仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、
ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、
何年かぶりで呼び出されていた。
昔話をしたいわけでもないようで、
森田の様子はどこかおかしい。
訝る青柳に、森田は
「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」
「金田はパレード中に暗殺される」
「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。
と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、
青柳に向かって拳銃を構えた―。
精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、
伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。






どうしても、ネタバレになりそうなので、感想は
mixiに載せたものの転載↓


・斉藤和義のエンドテーマは、
 真心の「拝啓ジョンレノン」みたいな曲でした。

・劇団ひとりの部屋に、コーネリアスのポスターが・・・
 他にも、本棚にコミックCUEとかあって、笑った。

・チラシの堺雅人が、斉木しげるにしか見えない。
 そして、堺雅人は、同い年でした・・・ショック!







伊坂作品は、ほとんど読んでいて、
独特のテンポ感のある文章と、印象的なセリフが魅力。

「ゴールデンスランバー」と「モダンタイムス」は、
同時期に発売され、
どちらも今の日本をほんのちょっとだけデフォルメしている。

「ゴールデンスランバー」では、監視社会(どこにでも監視カメラがある)を、
「モダンタイムス」では、パソコン社会(なんでも検索できる)を。





便利な世の中って実はこわいのかも?てこと。






それから、近作でも感じたことだが、
伊坂は、

「逃げる」ことを否定しない。むしろおすすめしている。




「無様な姿さらしてもいいから、とにかく逃げて、生きろ」




最新作の中でも、物語による救い、という言葉が出てくる。

「逃げ」は、意気地のない行為とされ、
恥ずべき行動だと思われているが、
困難に立ち向かえるだけの能力や強さを持たない者は、
その概念におしつぶされ、退路を断たれる。






この物語も、エンディングで意見が分かれる。
同時期に出された「モダンタイムス」と比べて、
こちらは、逃げて終わることに不満を持つ人もいるようだ。





いいじゃん、逃げても。
どんな逃げ方するかだよね、問題は。
その後、どう生きるかだよね。




まあ、逃げっぱなしの私が言うのもなんだけど。
人間、逃げ場もないとさ。





ついでに言うと、
堺雅人も竹内結子も劇団ひとりも同世代だと思うので、
学生時代にビートルズを聴いた世代、というのは、
ちょっと無理がある気がするなあ・・・





こんな話、実際にあってもおかしくないのがこわいね。
事実は小説より奇なり、だ。
気をつけなはれや!
posted by おくさま at 16:36| Comment(3) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月17日

怪我以外のときに、巻くとしたら・・・

傷ついていない人間なんて、たぶんいない。
その分、知らないところで、だれかを傷つけている。








映画「包帯クラブ」を観た。

原作は、少し前に読んでいて、
天童荒太氏の作品も、ほぼ読んでいる。

以前、記事にもした「家族狩り」の人の本。
その後、直木賞を取った「悼む人」と同時期に書かれた作品で、
もう少し、若い世代に向けて書かれたもののよう。






☆あらすじ〜wikiより〜


ワラ(石原)は両親の離婚がきっかけで少し投げやりな生活を送っていたが、ふとしたきっかけで病院の屋上でディノ(柳楽)と出会う。

ディノは少し変わった男の子で、傷そのものに包帯を巻くのではなく、傷ついた場所に巻くというアイデアを披露する。その風にたなびく包帯を見て心が動いたワラだったが、その場ではつっけんどんな態度で去ってしまう。ところが、傷ついた友達をなぐさめようと同じように傷ついた場所に包帯を巻くと「すっごくいいよ!」と言われ、気づけばディノも加わって「包帯クラブ」を結成することになってしまった。

最初は冷めた視線で活動に関わっていたワラであったが、他人の傷や仲間の傷を知ることによって自分自身も変わっていく。







柳楽優弥くん演じるディノ。
(柳楽くん、大きくなったなあ!!)
学校では、変人と思われている。

裸足で登校してきたり、目隠しして生活してみたり、
爆竹を体に巻いて爆発させて、大けがしたり。

主人公、石原さとみ(目力すごい!)は、バカなんじゃないの?と思う。

でも、理由があった。
着るものも着れない人たちがいる、生ごみにまみれて生活してる人がいる、
地雷がすぐ近くで爆発したらどうなるか・・・
それを、想像するだけじゃなくて、身をもって体験してみたい。
(まあ、実際はちょっと面白がってる風でもあるけど)


柳楽くんのやってることは、
ホントにバカみたいなことで、大人は絶対にしない。
頭でわかるから、やってみなくてもいい。
やらなくちゃわからないほど、バカじゃない。




でも、実際の痛さとか、きつさとか、
死ぬような目にあうってことは、そうなってみないと、
本当の意味ではわからない。





バッカじゃないの?
それで何かわかった気になってどうするの?
なにかが変わるの?社会が変わるの?
それって、偽善じゃないの?




だよね〜。
ホント、そうなんだ。
一人がそう思ったって、何にも変わらない。




だけど、そうやって、たった一人がわかってくれたことが、
なんだかすごく、効果があるときだってある。
「変わるわけないじゃん」っていう冷たい氷の塊を、
じわ〜っと溶かしてくれるときがある。



この物語の中で、その役割を果たすのが、包帯。
怪我をしたところに巻くんだから、
同じようなことでしょ?と。




ホントに小さな傷から、巻き始めた。

・フラれた友だちのために→ブランコにちょうちょ結び。

・逆上がりが出来なくて、いじめられた→鉄棒にぐるり。

・注文通りに切ってもらえなくて、文句を言ったら、顔が悪いと言われた→美容院にくるり。





部活みたいに、名前をつけた、包帯クラブ。
ネットでサイトを開き、いろんな人の心の傷に包帯を巻く。






別に、治してあげようなんて、思ってたわけじゃなかった。
やってもらったら、けっこうよかったから、
他の人にも、おすそわけ、っていう感じだったんじゃないかな。



そのうち、

「偽善者」
「自己満足」

と言われるようになった。

学校や、公共施設に勝手に立ち入ることや、
包帯を巻いてくることで、
ゴミを出しているという苦情が聞こえるようになった。

これが現実、ということか。






「包帯を巻く」
という行為は、すごく素敵な発想だと思った。
物語の中でなければ、これはアートでさえある。

だけど、勝手にそういうことをされたら迷惑、
と思う人がいるのも事実。

街の景観のために、花を植える人がいる。
たくさんの花がきれいに咲いて、絶対これっていいことじゃん。
でも、その花に虫が集まってくる。
花を植えたから。
それを迷惑に思う人だって、やっぱりいるんだ。






だから、「包帯」は、ファンタジー。
物語の中だけのもの。

だけど、ファンタジーって、大事だよね〜。






それを、高校生くらいの、若いはつらつとした子たちが
(まあ、実際年齢より上の子たちが演じてたけど)
強がってみたり、シニカルになってみたり、
負け犬を見下してみたり、熱く語ってみたり。
それがまた、良かったような気がした。

大人がやってたら、そこに見栄や損得がからんで、
やっぱり偽善風になっちゃいそうだから。






原作のレビューのページで、

「飛行機雲」が「包帯雲」に見えてきた。

というのがあって、
ファンタジーが、現実をちゃんと救っている、と思った。






手当をする、っていうのは、そもそも、
手を当てて治すってことだった。

痛いところを押さえて、いててて〜!っていうのと一緒で、
心の傷にも、ちゃんと手を当ててあげないといけないね。

でも、怪我と違って、手が届かない場所のこともあるから、
誰かが手を当ててくれたらいいなあ。
そういう誰かが、いてほしいし、自分もそうありたい。





私も、包帯を巻きに行きたいところがある。
本当に巻きには行かないけど。
というより、いまだに、近寄れないでいるんだけど。




これって、傷を治すという意味での、癒しというより、

赦し

なんじゃないかなあ。

つらい目にあった、自分に対しての慰めであったり、
誰かにそれを知ってもらって、共感してほしいという気持ちであったり、
だけど、自分をそういう目に合わせた相手を、
赦さなくては、傷は癒えず、いつまでも傷つき続ける。
思い出すたびに、傷が開くんだから。





映画の中の、いろんな場所(オール高崎ロケ)の包帯。
ちょうちょ結びされてるから、
ちょっとかわいい雰囲気になってる包帯を見て、
そんな風に思ったりして。










「包帯一本巻いて、世界が変わったら、めっけもんや!」

http://www.ho-tai.jp/
posted by おくさま at 15:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。