2010年12月08日

クラシック「的」コンサート

坂本龍一+大貫妙子の「UTAU」コンサート、観てきました!

「UTAU」は、二人が作った、ピアノと歌だけのアルバム。
まるで歌曲のような、美しく静かな音楽たち。


会場は、クラシックのコンサートを主にやっているホール。

NEC_2067.JPG




そういうわけなので、私はほぼ、クラシックのコンサートを観に行くようなつもりで行きました。
客層も、そんな感じ。

ポップスだとか、クラシックだとか、線引きしたいわけでもないし、
どっちがどうとか言うつもりもないのですが、
このコンサートは、いい演奏会を聴いた時と同じような感覚だったので、
クラシック「的」なと言いたい。






舞台には、グランドピアノ、そしてマイク。
スクリーンがあり、そこに映像が映されましたが、
決して、説明的な感じではなく(PVみたいなものじゃなく)
とても抽象的な映像。
音楽と関係あるようでないような。
それが、全然邪魔してないのはよかった。
映像と音楽がシンクロして、とてもいい効果を生み出す場合もあるけど、
今回は、そうじゃなく、音に集中すべきだったから。



教授が弾くピアノは、常にmp〜pp。
マイクが2本くらい立っていたけど、ほぼ生音なんじゃないか?というくらい。
打鍵の音が聴こえるくらい。
そしてその上に乗る、大貫女史の歌声も、ぽつりぽつりといった感じ。
「うた」って、張り上げればいいもんじゃない。
言葉を反芻して反芻して、噛みしめて、自分のものにして、歌う「うた」。

どちらも、とても静かだけど、弱いわけじゃない。






かねてから、二人の相性はいいと思っていましたが、
このコンサートを見て、その理由がわかりました。
二人とも、私が!私が!じゃないんです。
お互いがお互いを生かそう、高めようとしているのを感じました。

「うた」って、特別な場合を除いては、だいたい伴奏が必要。
だけど、私が歌いたいようにやるんだから、私に合わせてよね、
という演奏は、なんとなく、聴いててわかる。

ピアノは、伴奏だけど、決して、添え物じゃないんですよね。
私は、伴奏していただく方に、必ず「こうしたいけどどうでしょうか?」と聴くようにしています。
うただけじゃ、その曲は成り立たないですもんね。









爆音で聴く音楽も好きだけど、
ppを耳をそばだてて聴く音楽は、ふうっと大きな深呼吸をした時みたいに、
酸素が体に行きわたるような気がします。








二人とも、アラ還。
こんな人たちがいるので、私は別にいまどきの音楽を知らなくても、
ちっとも不幸じゃありません。
posted by おくさま at 17:45| Comment(1) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月30日

ショパン→幼稚園→ショッピングモール

10月末は、なぜか本番が続き、ちょっと頭が混乱。






一つ目。

10月17日は、ショパンの命日、ということで、
ショパンのイベントに参加してきました。

1604455339_60.jpg



プロアマ、老若男女問わず、演奏したい人がエントリー。
そのトリに、音楽家協会として参加。



ショパンといえば、今年生誕200年。
でも、実はシューマンも同じ歳なのです〜。
シューマンも生誕200年ですよ〜。

同じころに、メンデルスゾーンやシューベルトなども活躍しています。
さぞかし、当時の音楽界はにぎやかだったでしょうね〜。
あ、リストもいた!
イケメン揃い〜。

私は、ショパンが影響を受けたという、ベッリーニの歌曲をちょっと歌いました。
ショパンは、ピアノの曲ばかり書きましたが、実はとてもオペラ好き。
当時の作曲家たちの間では、オペラの旋律をモチーフとして使って、
変奏曲などを書くのが、ちょっとした流行りだったとか。

私が子どもの頃、最初に好きだな〜と思っていた作曲家がショパンでした。
ロマンチックで、時に激しく、時に優雅に、
私が、オケよりソロを聴くのが好きなのも、
ショパンのピアノ曲ばかり聴いた時代があったせいかもしれません。











二つ目。

大牟田の幼稚園で、子どもたちのためのコンサートと、保護者のためのコンサート二本立て。
どちらも30分くらいのプログラムで、
ピアノ+ヴァイオリン+うたでした。


最近、動物園に遠足に行ったばかりだという、ちびっこたちのために、
「ぞうさん」「ありさん」「やぎさん」「アイアイ」。
ふりつきで、大盛り上がり(笑)
ああ〜、最近ホント、うたのおねえさんが板についてきた・・・

ママさんたちには、ちょっと大人に、秋の童謡など。
最近のママたちは・・・なんてよく耳にしていましたが、
とってもいい雰囲気で、これならちびっこたちも大丈夫だね〜!

ここの幼稚園は、毎年このコンサートを開いています。
最近は、学校でもこういうものに対する予算が減らされていますから、
すっごくいいことだと思います。
特に、生で楽器を弾いているところを見るって、なかなかないですからね〜。

さっきまで、鼻ほじってた子が、ヴァイオリン始まったら、
ぽかんと口を開けて、見いっていた姿が印象的でした(笑)














三つめ。

鳥栖のショッピングモールに入っている楽器店の、
ちびっこの演奏会のお手伝いをしてきました〜。

普段こういうものを見たりしない、通りがかりの人にも見てほしい、
という主催者側の希望もあり、
あえて、ホールではなく、ショッピングモールのイベントとしてやっています。

P1020273.JPG

司会進行と、最後にちょっとうたのコーナーを。
場所が場所なので、出入りが多く、雑然としっぱなしでした。
客席を、見るともなしに見ていると、おもしろいです。

ちゃんとすわって見ている親子。
マックになにか買いに行って、食べ始める親子。
子どもたちそっちのけで、しゃべるママたち。
自分の出番が終わったら、ソッコー走り回るちびっこ。

あのー、一応、演奏中ですけどー。

小学生ばっかりで、大人数だったので、しかたないのかな。
せっかくの場だから、もうちょっと、
マナーってものを教えてほしいです、ママたち。
posted by おくさま at 18:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マンドリンさんのマンドリン

10月24日

マンドリンさんの演奏会にでかけました。

マンドリンさんとは、以前の仕事でお知り合いになった方。
ブログ仲間のシュガさんと一緒にお仕事されていたので、
よくお話をさせていただいていました。

そのHNの通り、以前マンドリンをされていた、と聞いていましたが、
なんと久しぶりに、再開されて、演奏会に出るということ。
もう、二つ返事で「行きます〜!」




マンドリンとは、ギターのように弦を弾く楽器の仲間(撥弦楽器)。
ちゃんと演奏を聴くのは初めてです。




シュガさんと一緒に、ランチなどをして、わくわくと会場に向かいます。




会場に入ると・・・え!ステージ上に椅子がいっぱい!
そう、この演奏会は、マンドリンオーケストラなのです!
私の勝手なイメージで、アンサンブルのような小編成なのかとおもっていたら、
ギターやコントラバスも少し入って、数十人にもなるたくさんのマンドリンのオケ!

続々と登場するマンドリニスト(?)。
あ!マンドリンさん!エレガントです。







演奏会は、3部構成。
マンドリンオリジナルの曲、ソロ、そしてポピュラーと分かれています。

この団体が、創部50周年ということで、
その歴史を振り返るスライドが、当時のヒット曲のメドレーとともに流されます。
50年!長い間、多くの人に愛されてきたのですね。





初めて聴くマンドリンの音色は、思っていたより小さい。
とても耳に優しい音色です。
特徴的なトレモロ奏法も、ほろほろ、といった感じ。
キンキンと耳につく音ではないので、とてもリラックスします。

(前半その音色に、うとうと〜〜〜としていたのは内緒で〜す)



その昔、リュートから派生していった楽器のようです。
バロック時代にはもう使われていたようですから、歴史の古い楽器なんですね。

音を聴いていると、なにか懐かしいような気分に。
チターの音に似ていました。
(「第三の男」で使われるあの音です)







マンドリンって、ギターと違って、丸いんですよね。

学生時代に、大学の楽器博物館で、
アルマジロの甲羅?を使ったものを見た覚えがあるくらいで。

その丸っこいボディを、抱っこして演奏するんですね〜。

ギターも、抱きかかえて演奏しますが、
あの形からか、「女性を抱くように」なんてよく言われたりします。

マンドリンは、赤ちゃんを抱くように、って感じがしました。
大事に大事に、抱っこして、つまびく。
だから、音もあんなやわらかいのかも。





とはいえ、この大人数と、絶妙なアレンジ(団員さんによる)と、
後から参加してきた打楽器などで、
やさしいやわらかい、だけではなく、
迫力のある、大アンサンブル。

50年に感謝、そして明日へ・・・というテーマで、
「明日」の付く曲をたくさん演奏されたのですが、
さいごには、じーんと涙腺が・・・。





終演後、ロビーに出ていらしたマンドリンさんの周りには、
同じように涙腺をゆるませたお友だちのみなさんが。
ちゃんと伝わってますね。

とてもいい演奏会でした。
お知り合いが出てる、からではなくて、
みなさんが音楽をとても楽しんで、慈しんでいるのが、すごく伝わったからです。



翌日いただいた、マンドリンさんからのメールに

「長時間弾いて、手が腫れています」

そうだろうなあ(笑)
あれだけの熱演、腱鞘炎にならないか心配です。
posted by おくさま at 17:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月16日

静かにしなくてもいい図書館

みやま図書館で歌ってきました〜。


NEC_1985.JPG



こちらの図書館は、館内になんとグランドピアノが置いてあり!!
月に2度、30分ほどのコンサートが開かれます。
(日曜日の11時30分からです)

演奏するのは、子どもから大人まで、アマからプロまで。
もちろん、無料。





ということで、秋の曲をいくつか、つらつらと歌わせていただきました。
図書館内なので、特にずらりといすを並べるわけでもなく、
ピアノの前は、ガラス張りとはいえ、円柱状の中庭があり、
会場として、最適とは思えませんが、
日の光が入り、いろんな人が思い思い本を選んだり読んだり、勉強したり、
そんなところに、なんとなく、音楽が聞こえてくるって、
なんかいいなあ〜〜〜。

うっせーなあ、と思った人もいるかもしれないです。
なにごと??という感じで、通り過ぎる人もいました。

だけど、へ〜・・・と立ち止って聴いてくださったり、
途中、少し解説など入れましたら、うんうんとうなずきながら聴いてくださった方もいて、

聴こうと思って来たわけじゃないけど、思いがけず演奏があって、
ちょっと聴いてみようかな、
というくらいでもいいので、聴いていただけたようで、とてもリラックスしたひとときになったと思います。






以前勤めていた学校の司書の先生に、偶然お二人も会って、
一気に緊張してしまいましたが(苦笑)






twitterで、このことを書いたら、

「図書館で大声出すなんて、最高じゃないですか」と友だちからコメント。

あ、そうか、図書館って、しーーーーーーーーーっ!なところだった(笑)
今回は、静かな曲ばかり選曲して、よかったよかった(笑)




瀬高は、児童文学者、與田準一さんの出身地でもあります。
記念館が併設されています。

NEC_1984.JPG




ことりはとってもうたがすき
かあさんよぶのもうたでよぶ

のあの歌の作者です。


今度、ゆっくり見に行こうっと。
posted by おくさま at 13:37| Comment(5) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月09日

エンのエンのご縁

10月3日(日)夜





お寺に行きました。

法事じゃありません。









ライヴです!






大牟田の行信寺にて。
なんとこのイベント、三回目だそうです。
すごい〜なぜ大牟田、なぜお寺・・・

f0184377_14373380.jpg



http://en0en0.exblog.jp/



出演は、

firo(from 涼音堂茶舗)
PsysEx(from 涼音堂茶舗)

青柳拓次(from LITTLE CREATURES)
micromicrophone(mito from クラムボン)



諸事情ありまして、ちょっと遅刻。
大牟田の町、もう夕暮れで静かな川沿いに、あら〜アンビエントな音楽がほんのり。

そ〜っと入っていくと、お寺の境内にあらあらお客さんいっぱい。
きんきらのお寺の内部、それをバックにマックを操る京都のお二人。
(最初の二人は京都の音響派レーベルから)

ああ〜、お寺+電子音て。ミスマッチなようでいい塩梅。
そして、それをじーっと体育座りで聴く、お客さんたち(笑)





青柳拓次氏とミトくんは、前日のミュージックシティ天神でも観たんだけど、
お客さんの中には、そういう人もいたのかな?

青柳さんは、リトルクリーチャーズというバンドの人。
ソロでは、KAMA AINA名義でも活躍しています。

MCTと同様、ドラマーと共にの演奏。

東京の方のようですが、島唄などを歌われたり、
なんともいえない、のほほんとした雰囲気を持つ人。
じーっと体育座りだったお客さんが、ちょっと和んで緩んだ感じです(笑)



ミトくんは、バンド活動と別に、ソロでの活動もやってて、
それは初めて観るのですが、まさか弾き語りとは!驚きでした。
ベーシストですが、ギターも弾きます、上手です!

歌は、バンドの時もちょっと歌うけど、今回聴いてみて、
高音の力を抜いた、ちょっとファルセット気味のあたりが、
とても優しいいい声だと思いました、それで全部歌ってほしい。

そして、売れてるバンドの人は、さすがお客さんのつかみがうまいな・・・と感心(笑)

曲は、ソロの曲、バンドの曲も。そしてなんと、アニソンを!
私はアニメ観ませんのでよく知らないアニメでしたが、
もう涙なくして観れないシーンでかかる曲だそうで、
「歌いながら泣いたらすみません」とじっくり歌う。え〜これアニソン・・・

偏見を持っている自分に気付いた・・・だってアニソンて。
曲自体は、全然普通にいい曲でした(苦笑)






演奏の合間に、お坊さんのお説法がありました。
このお寺の方以外にも来ていらしたみたい。

一番頭に残っているのは、
「音楽は音を楽しむと書きますが、『楽』という字は、仏教的には願うという意味もあるのです」
というお話。

へ〜〜〜〜!!
そうよね、音楽って、そもそも、神への捧げものだった時代もあるしね。
いろんな願いが込められて、作られたり、演奏されたりする場合もたくさんあるしね。

すごく納得しました。




それと、最後のミトくんが、PAを入れずにやったこと。
この場所に着いて、見てみて、あ、今日は生音でやってみよう、と思ったんだとか。
その場にあった、音の出し方ってありますね〜。

聞こえるかな、聞こえなかったら遠慮なく言ってください、と始めましたが、
全然聞こえる。

そこでこんな話。
「人間て、耳をすまして『聴こう』という意識を持って聴くと、
普段聞こえてこない、小さなデシベルの音も聞こえるようになるんだって」

これは、小野リサさんも昔言ってたことで
(「なぜ囁くような声で歌うのですか」の問いに対して)

たしかに、店内BGMなんかも、普段は全然耳に入ってこないけど、
好きな曲がかかったりすると気になりだして、ずっと聴いちゃったりってあります。

人がひそひそ話をしているときなんかも、同じ感覚かもしれない。
言葉までは聞こえないけど、なんか言われてる気がする・・・みたいな(苦笑)

今って、あちこちで音楽がかかってて、それが当たり前になってて、
「聴こう」と思って聴かなくても、かってに耳に入ってることが多いです。
だけど、こうやってじーっと耳をすます、って、いいですね・・・

この前、ウォーキング中に虫の声がものすごく聴こえて、
思わず立ち止り、聴き入ってしまった事を思い出しました。
(よくよく聴いてみるとおもしろいので、ぜひ)

「聞く」なのか「聴く」なのか、ってことなんでしょうね〜。






ちなみに、連日の出ごとだったのと、疲れもあって、
前日まで行こうかどうか迷っていたのですが、
電話で問い合わせたところ、本当に対応がよくて、
それだけで、もう迷いがふっとびました。

当日の駐車場のお手伝いやなんかも、全部お友だちがやってくださっていた様子。
お疲れ様でございました。
素敵なイベントをありがとうございました。


NEC_1974.JPG
posted by おくさま at 21:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月05日

ミュージックシティ天神2010

福岡出身のミュージシャンて多いですよね。

目立ちたがり屋が多い、とか、お調子ものが多いとか言われていますが。
芸術文化を大事にしよう、発展させよう、バックアップしよう、
というパワーにあふれていることも一因だと思います。

その一つと言っていいイベントに、週末行ってきました。

福岡の繁華街、天神の活性化と、音楽的環境の向上を目ざして、
2002年からスタートしたイベント、

それがミュージックシティ天神です。

今年のCM↓



http://blg.nnr.co.jp/mct/


今年で何回目かなあ、行くの。





同じような音楽イベントやフェスが、あちこちで行われていますが、
ミュージックシティ天神(以下MTC)のすごいのは、









(基本)無料

というところです。






市役所横のメインステージ、アクロス福岡横の中央公園、
デパート立ち並ぶ地区の横、警固公園など、
街のあちらこちらで行われるライヴが、






無料!!

(もう一度言いました)





今年のメイン会場

☆10月2日

・suzumoku
・おおはた雄一
・small circle of friends
・クラムボン

☆10月3日

・BROWN SUGAR
・Metis
・MAY'S
・Mye





二日目は、範疇外でよく知りませんが(苦笑)
一日目、豪華!特にクラムボンが無料で見られるなんて!

時間が合えば、中央公園のカジヒデキくんや、警固公園の伊藤ゴローさんを観たかったのですが、
タイミング合わず。
ちょうどIMALUちゃんがやってたのですが、興味なしでスルー(ごめんちゃい)。

中央公園では、九州のおいしいものの出店が出てて、
それを買って、ビール飲んで、なんて人がいっぱいいました。
気持ちよさそー!

NEC_1976.JPG


メインステージとなる市役所横の広場は、よくイベントが行われるところで、
今回も、ドロリッチが配布されていました。太っ腹!


NEC_1975.JPG


野外フェスのように、みんな地面に座って、なんか食べたり飲んだりしながら、
ゆた〜っとライヴを楽しみます。

クラムボンは、やっぱりトリで、前のスモールサークルオブフレンズ(以後スモサ)くらいから、
お客さんの移動がはじまります。
座ってた人たちがどんどん前方へ移動。
最初から前の方にいた私たちの前にも、どんどん入られていく〜。
まあ、無料のイベントなんで、その辺はテキトー。

正直、私はクラムボンだけが目的で来たので、
そこまでがつらかった・・・
特にスモサ・・・(ファンのみなさんごめんなさい、福岡のグループなのにね)
だって、声が苦手、ラップが苦手、手の動きが苦手・・・(汗)

そして、お目当てのクラムボンが始まる頃には、すでに疲れていたわけですが。
その上、ユタ〜っとしていたはずのスペースが、いつの間にか、
ぎっちぎちのスタンディングのライヴハウス状態に!
あああ〜、アラフォーにはつらい・・・

まあ、ライヴ自体は盛り上がりました。
やっぱり、クラムボンは、野外が似合う。
VO&Pの原田郁子ちゃんは、福岡の人。
会場近くのビブレやイムズなどでよく買い物をしてた〜、などという思い出話を、
よく来よったっちゃんね〜、変わらんね〜、なんて。

ああ、これが無料・・・(しつこい)



posted by おくさま at 10:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月01日

手嶌葵@春日市ふれあい文化センター

手嶌葵ちゃんを観てきました。


NEC_1975.JPG



以前、一度生で見て以来、
http://rockvalleystudio.seesaa.net/article/40288921.html

数少ない、いいなと思う「歌手」の一人です。





なにしろ、声がいいと思うんです。
上手に聞かせようと、いろいろごまかしたりしない歌声。
音域は決して広くないけど、安定していて、
その人そのものが出てる、声だと思います。

まっすぐ。

相変わらず、ppをとてもきれいにキープする、安定感。
ていねいにていねいに歌うので、語尾の処理も上手。
発音(日本語も英語も)をおろそかにしない、ごまかさない、とても丁寧。
(ちょっとラ行が弱い感じがありますが、これは仕方ないのかな)
地声と頭声の間くらいの、ほどよく耳に気持ちいい発声。




前回はやってなかった?気付かなかった?
「呼吸」の整え方が特徴的でした。

歌う前に、マイク離してても聞こえるくらい、深く吐く。
何回もはせず、一回だけだけど、それが歌い始め、自分に対しての転換の合図のようです。

途中、すごく小さく、指揮をするような手の動きがあったり、
彼女なりの音楽の作り方ができあがってきてるのでしょうね。



「ムーンリバー」から始まったコンサート。
ヘプバーンが好きだという彼女。
凛としたところが、ちょっと共通する気がします。

若いのになあ。




あんなに落ち着いたトーンで歌うのに、MCになるとやっぱり年相応な感じで、
とてもかわいらしいです。
でもちゃらちゃらとは全然してない!
私の方がよっぽどちゃらちゃらしてるぞ〜、アラフォーだけど(笑)

しきりに、緊張する〜、緊張する〜(笑)
気合い入れて、「よしっがんばるぞ」と小声で言ったり。

実は、この春日市というのは、彼女の育ったところなんだそうです。
(言われてみれば、凱旋公演などと書かれていた)

このホールのある場所は、図書館なども入った施設ですが、
この図書館で、借りて観たという映画「バグダットカフェ」の「コーリングユー」も歌いました。

もうすっかり、活躍する歌手となった彼女ですが、
やっぱり知り合いの多い、地元って緊張するんですかねえ〜。
まあ、全然知らない人たちの前の方が、かえってやりやすいか。






ピアノとギターの3人。アコースティックな編成でしたが、
じっくり聴けてとてもよかった。










彼女ならではの方法なのかな?
アカペラの歌や、伴奏なしで始まる歌の時、
ピアノで音をもらいますよね?
その時に、始まりの音、単音でもらわないのは、まあ普通なんですが、
コードでもらった後、その歌い始めの音、じゃない音をハミングしてたんですね。
いくつか音をハミングすることもありました。

あれは、歌いだしをコードでとらえているのでしょうか。
それとも、その曲の調の雰囲気を、そのいくつかの音を出すことでつかんでいるのでしょうか。
変わってるなあ〜。







映画音楽のほかにも、ジャクソン5などのアップテンポな曲もやりましたが、
やはり、あまり速いテンポのものより、じっくり聴かせるものの方がよかった。
デビュー曲の「テルーの歌」もそうでしたしね。





私、やはり最近涙腺が弱いみたいで、
「元気を出して」のカヴァーで、涙ぐんでしまいました。

別に、失恋したわけじゃないんですけど。
この曲自体にそれほど、思い入れもないんですけど。

なんだろな、

元の竹内まりやの「元気を出して」が、年上の先輩からのアドバイスで、
そっかー、そうですよね、うん、ふっきってがんばります!!・・・だとすると、

この手嶌葵版は、
友だちがお茶を入れてくれて、全然関係ない世間話とかして、
じゃーねーって、うちに帰って、ふと、あれ?軽くなってる・・・みたいな感じかな。

(ちなみに、元々は薬師丸ひろ子が歌っていたような気が・・・)

じーんときてたのは、私だけじゃなかったみたいで、
前方で、ハンカチで目を押さえる人が何人か・・・(笑)






ジャンルでいうと、POPSになるのだろうか。
だけど、いわゆる「J−POP」とかいうやつとは、一線も二線も画してました。

アンコールの最後に、方言でお礼を言って、
ふか〜くふか〜くお辞儀をした葵ちゃんをみて、
いいコンサートを聴いたな、と思いました。









私も、もっと練習しよっと(笑)










☆おまけ

資生堂美白化粧品のCM。
透明感のある、美白にぴったりな声、と思ったら、やはり彼女でした。






☆おまけのおまけ

昔、こんなCMがあって、声の主が気になっていました。



なんと、クリスタル・ケイちゃんでした〜。
ああ、このCMのような路線で行ってほしかったなあ。
posted by おくさま at 21:37| Comment(4) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月09日

コラボコンサート その3(筑前町)

コラボコンサート、最終地は、朝倉郡筑前町。

ぱすとら〜れという、田園風景の中のアットホームな会場。

P1020125.JPG



木のいい香りのする、天井の高い会場で、
気持ちはいいけど、あまりに響きすぎて、慣れるまでやりにくかった・・・
しかし、慣れたらホントに気持ちいい!
お風呂で歌う気分です(笑)

今回は、ソプラノ×2とヴァイオリン、ピアノです。

私は、3曲アリアを歌いましたが、
どれも違ったタイプの女性が出てきます。



一曲目は、オペラ「ラ・ボエーム」のムゼッタ。

病死する悲劇の主人公ミミの友人、ムゼッタ。
つつましやかな主人公ミミとは正反対な、自由奔放な女性です。
美貌とナイスバデーを武器に、世の中を渡り歩いてるんですね〜。




私が街を歩くと、男たちがみんな私を見るのよ〜
その視線が快感なのよね〜
私の外見だけじゃなくって、
その内側(ようするに服の中)まで見ようとするような視線に、
私、ぞくぞくしちゃうのよね〜
そんなとき、私は幸せを感じるの☆






あ、ありえない・・・
少なくとも、私の中にこのエロ要素はないな・・・




しかし、これ実のところ、元カレに向かって当てつけて歌ったりするんで、
意外とかわいいところもあるのかもしれないですね。

(ま、半分はホントにうぬぼれ屋さんなんだろうけど)




いかに、エロく歌うか、というのが課題だったわけですが(苦笑)
これは、う〜〜〜ん、まだまだ勉強不足ですな・・・

しかし、苦手なタイプの曲でしたが、とても勉強になりました。
選曲の際に、自分で限界を決めていたところがあったので、
今後は、もっとチャレンジ精神でやってみた方がいいかも、と。





二曲目は、オペラ「トゥーランドット」より、リウのアリア。
これは、以前も歌ったことがあるのですが、
オリエンタルな曲調で、とても好きな曲です。

氷のような冷たい心を持つ姫トゥーランドット。
彼女にメロメロな王子。
その彼に仕える召使が、この歌の主人公リウです。

王子の恋を成就させるために、自分の命を差し出す、
忠誠心と犠牲心。

だって、身分違いの恋だし。王子は私のことなんて知りもしないよね・・・
なのに、命を差し出せるってすごいです。

ちなみに、この曲はプッチーニの最後の曲なんです。








もう一曲。
一番お茶の間に浸透してる、オペラ「ジャンニ・スキッキ」より私のお父様。

結婚したいの〜、指輪買いに行きたいの〜
パパ〜いいでしょ〜
反対したら、橋からあの川に飛び込んでやる〜
ね〜いいでしょ〜パパ〜好き好き〜!

というような曲。
娘よ・・・あんまりお父さんをおどすと、ぶっ倒れちゃうぞ。







今回のプログラムに登場するオペラは、偶然にも、全部プッチーニ。







ソプラノSさまの歌ったオペラ「蝶々夫人」ある晴れた日に

14歳で嫁いだ蝶々さん。アメリカに帰ってしまったピンカートンをずっと待ちます。
(この時すでに、ピンカートンは、アメリカで新しい女性と結婚しちゃってます)
海の方から音がすりゃー、あの人が帰ってきたんだわ!
煙が上がりゃー、ほらあの人よ!

そして、彼が帰ってくる日を想像(もはや妄想)して、

彼が帰ってきても、迎えに行ったりしないのよ、丘で待ってるの、
そしたらあの人がやってきて、私を呼ぶのよ「蝶々さん」って
うれしくって死んじゃうかも!

そんな歌です。
悲しいです。
だって、数年後日本に来るピンカートンは、アメリカ人の奥さんを連れてくるんだもん。
それも、子どもを引き取りに来るんだもん!
待ってるなんて思いもしてなかったピンカートンは、あわわわ・・・と雲隠れ。
奥さんを目にした蝶々さんは、あんなに待ってたのに、一目で事情を悟って、
命を絶つことにするのです・・・



バカーー!!ピンカートンのバカーーーーーー!!

この曲の、真ん中の妄想部分(あの人が帰ってきたら〜の部分)を聴くと、
無邪気に純粋に信じている切なさに、涙腺がゆるみます。

いつか歌ってみたいと思っている歌です。
がんばらないと〜。








うたのことばかり触れましたが、
クラシックだけでなく、耳馴染みの大河ドラマのテーマ曲や、
フィギュアスケートで使われた曲、日本の曲などもあり、
とてもバラエティに富んだプログラムだったと思います。









終演後は、お隣のぱすとりーの(カフェ)で、打ち上げ。
出演者、関係者たちと楽しいひととき。

P1020126.JPG



こちら、とてもおいしいスモーク料理がいただけます。(要予約)

P1020127.JPG




ヘルシーなのに、どれもとてもおいしい、どういう味付けなの??
一口一口、いちいち感嘆の声を上げる我々でした。

P1020128.JPG






どの会場でも、あたたかいお客さんばかり。
遠くから来てくださった方もたくさん。
お手伝いしてくださった方もたくさん。
お心遣いいただいた方もいらっしゃいます。

個人的には、音楽全く関係ないお友だちが来てくれて、
初めて声楽家としての私を見てもらえたのがうれしかった。
なかなか見る機会がないけど、コンサートっていいもんだね〜って言ってくれました。
そういうのって、ホントにうれしいです。

P1020131.JPG





本当に、心からお礼申し上げます。
今後も、またがんばって行こうと思います。
応援よろしくお願いします!(笑)

P1020123.JPG
posted by おくさま at 10:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月07日

コラボコンサート、その2<熊本>

今回の、このコラボコンサートは、
http://rockvalleystudio.seesaa.net/article/159747439.html

大牟田、熊本、筑前町と、各地で開かれました。
大牟田を拠点とする我々にすれば、アウェイです。
しかし、共演させていただいた音楽家のみなさま、
みなさんそれぞれ個性的で、とても楽しい演奏会になったと自負しています。

見に来てくださったお客様、
お手伝いしてくださったみなさま、
共演者のみなさま、
本当にありがとうございました。








◆8月28日 熊本 お菓子の香梅

若い音楽家、4人が出演。私は今回は裏方です。

前回の大牟田公演と同じく、マリンバの搬入から(苦笑)
毎回これをやっているのかと思うと、頭が下がります。

チェロ、フルート、マリンバ、そして筑前町のヴァイオリニスト、
それにソプラノ、ピアノです。
これだけもりだくさんで、楽しくないわけがない!

裏方とはいえ、客席で聴けたのはラッキーでした!

P1020100.JPG

やはり弦が入ると、一気に豪華になります。
うっとりです。
とはいえ、耳馴染みの曲ばかりなので、
客席でも、退屈している人は一人もいません。
熊本公演は、子ども向けということで、小学生以下は無料。
割と多く子どもたちがいたのですが、ぐだぐだしている子どもなんて一人もいない。
大人はいわんやです。

P1020103.JPG



久しぶりに客席で聴くというだけで、私は楽しかったんですが、
舞台と客席、両方見れたので、そういう意味でもおもしろかった(笑)






終演後の打ち上げ。
熊本IC近くのmoreというお店。
プリティフルーティストのお勧めのお店です。

P1020114.JPG

サラダ、前菜、お魚、お肉、メインはカレーかハヤシ、そしてデザートが付きます。
ドリンクは、最初と最後に二度!

P1020110.JPG

P1020111.JPG

P1020112.JPG

P1020113.JPG





これで、2000円以下です。なんてゴーカな!
3000円以上するコース料理並み!!
お店の方たちも大変感じ良く、お料理もどれも品がよくお味もよく。
おすすめです。


おなかも胸もいっぱいになって、
幸せな気持ちで帰宅しました。




その3へつづく。
posted by おくさま at 09:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月17日

コラボコンサート

8月8日、大牟田のピアノサロンはらさんにて、
コラボコンサート終了いたしました。





近隣の若い音楽家と共演し、
活動の幅を広げ、またさらなる勉強ができたら、ということで、
何カ所かにわたっての、ツアー!(笑)になりました。





その1か所目です。



ショパンイヤーということで、ショパンの曲から始まり、
日本の曲あり、オペラアリアあり、ソロあり、アンサンブルあり、
盛りだくさんでした。




特に、今回の共演者は・・・

マリンバ!!

(マリンバってなに?な人はwikiを↓)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%90

これを、2階にあるはらさんに搬入するところから、
参加したわけですが(笑)

こ〜〜〜んな大きなマリンバ、全部分解できるんですね。

P1020069.JPG






まず、この大きさのものを見る機会がない、
その上、この近距離で見るなんて、まずないことです。
今回のお客様は、ラッキーですよ!!

正直、自分の出番も忘れて、聴き惚れることしばしば。


フルート、マリンバ、ソプラノ、ピアノの5人のステージでしたが、
これ、客席で聴いてみたかった!
全曲、演奏者が解説したので、個性も出て面白かった。

うたもそうなんですけど、
特に楽器の演奏を間近で聴くと、
そうだよ、音って振動だよなあ〜〜〜、と改めて気付かされます。
狭い会場でのコンサート、おすすめです。
(やる方はいやだけど)




P1020070.JPG










このツアー(笑)まだまだ続きます。
詳しい日程は、下記をご覧ください。

http://ameblo.jp/ongakukakyoukai/




コーヒーサロンはらさんのブログ
http://blog.goo.ne.jp/hara_jphil

大牟田日フィルの会
http://www.oomuta-japanphil.org/
posted by おくさま at 19:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏のフロアコンサートは、恒例の・・・

8月7日、夏のフロアコンサート終了しました。

去年から、夏は親子向け、となりました。
今回も、知恵を絞って、企画。





◆プログラム◆

1.サウンド・オブ・ミュージック
2.ビビディバビディブー
3.ドレミの歌
4.楽しいね
5.アイ・ガット・リズム
6.ホール・ニュー・ワールド
7.小さな世界

8.エーデルワイス
9.ジュラシック・パーク
10.パイレーツ・オブ・カリビアン
11.おばけなんてないさ
12.私のお気に入り
13.崖の上のポニョ
14.さようなら、ごきげんよう







私の個人的な趣向として、「サウンド・オブ・ミュージック」の世界をやりたい、
というのがずっとあって、
マリアが子どもたちに、うたを教えていった、ストーリーをなぞって、

ドレミやリズムや早い曲、遅い曲などなど、
音楽を構成するものを、いろんな曲でわかりやすく表現してみました。




効果音などを使い、楽しくなったんじゃないかと・・・(笑)








P1020058.JPG





音楽って、幅広いから、
ごく一部に触れただけで、つまんない、と思うのは、
とてももったいないこと。

多くの人に、いろんなコンサートを観てみてほしいと思います。
中には、このフロアコンサートのように無料のものや、
安価でやっているものもたくさんありますしね!

ぜひ。





http://ameblo.jp/ongakukakyoukai/
posted by おくさま at 18:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月02日

クラムボン@八千代座

7月13日、クラムボンのライヴに行ってきました。





いろいろな音楽を聴いていますが、
自分より年下の音楽って、あまり聴いてない・・・
そんな中、唯一かもしれない。って一つくらいしか変わらないけど。

同世代なので、たぶん聴いてた音楽が近いんだろうなあ〜。






福岡公演もあったんだけど、あえて熊本八千代座へ。




八千代座は、熊本県山鹿市にある芝居小屋。
なんと今年は、100周年です。


http://www.yachiyoza.com/contents.html


このあたりには、温泉に入りにたまに来ます。
近くには、無料の足湯もあります。

NEC_1823.JPG



また、灯篭を乗せて踊るおまつりなんかもあります。

NEC_1822.JPG



これ、一回観に行ってみたいんだよなあ。
あと、灯篭も乗せてみたい!

http://www.city.yamaga.kumamoto.jp/kankoh/08-tourou/index.html







八千代座、入るのは初めて。

NEC_1821.JPG



!!!!!!!
すばらしい!!
美しい!!!

日本の芸能は、まったく観たことがないので、
芝居小屋自体にも無縁でしたが、
この建物だけでも、すばらしい芸術作品です。

100年前、というと・・・
(まったくピンとこなかったので、ぐぐってみた)
明治〜大正時代です。

世界史だと、アムンゼンが南極を探検していたころです。
(よけいピンとこない・・・)

天井は一面、酒屋だとか呉服店だとかの広告。
豪華ではないものの、味わいのあるシャンデリアがつるしてあります。

中央の、アリーナ席(笑)は、格子状の木の枠で仕切ってあります。
横に桟敷席のような席があり、私はここでした。

あ、花道もある!そうだよなあ〜、芝居小屋だもんなあ。

座席を案内したりするお兄さんも、和服に足袋。
お客さんも、お着物率高かったです。

八千代座に感動して、開場から開演までの1時間はあっという間でした(笑)




その花道から、3人登場。
やっぱり、着物です。かわいい。

新しいアルバムの曲を中心に、それから昔の曲も。
ミトくん熱演で、汗だっくだくでした。
着物だから暑いだろうなあ。

後半、スタンディングになったんだけど、
客層が若く(最近、こんな20代が多いライヴなんて行ってなかった)
みんな、跳ねる跳ねる。
おばさんお姉さんは、建物が心配でしたYO!

特に、二階席、そんなにどすどすしたら、オチルンジャマイカト。



前回の八千代座公演より↓
この時は、クーラーがなかったらしい。










ライヴは楽しかったけど、
ゆとりちゃんたちが、開演前、終演後、写真撮る撮る。
ずーっと注意されてたけど、
普通、撮らないだろ・・・

気持ちはわかるけどさ・・・





さよなら、八千代座。
また絶対来たい!
ていうか、今度玉三郎が来るんだよ!

NEC_1820.JPG
posted by おくさま at 12:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月09日

高野寛@福岡cafe teco

行ってきました〜、高野くんのライヴ!!!




なんと、カフェでのコンサート。
ライヴハウスとかでもなく、カフェです。
しかも、着いてビックリ、小さなカフェじゃん!!

http://cafeteco.petit.cc/

実は、このカフェ、小さな路地を入ったところにあるので、
道に迷ってしまい、開演時間に間に合わなかった・・・
立ち見かも、と思って入って行ったら、

そこ空いてますから、どうぞどうぞ、と、











最前列、真ん中に・・・・










真ん前てこと!!!!







この狭さで、この雰囲気で、本人の真ん前って・・・






しかし、店員さんの強い勧めと、後の人が待っていることもあり、
すとん、と座ってしまいました・・・

ちょっと後悔。
だって、目の前すぎる〜〜〜。
今まで、ライヴで最前列という体験は何度もしてますが、
この近さはあんまりです。

始まるまで、全く落ち着かない。
同じく、一人で来ていた、お隣の方とおしゃべりして、
気を紛らわせました。








高野氏、登場。
Tシャツに黒のジャケット、ジーンズ、スニーカーと、
ラフなスタイルながら、
長身細身、相変わらずさわやかな方です。

しかし、







案の定、近すぎて、緊張して、直視できませ〜〜〜〜〜ん!!!!(泣)






終演後に撮った写真。
私の席からの眺めです。
近すぎる・・・

NEC_1758.JPG







というわけで、最初の方、ほとんど記憶が飛んでます(苦笑)

初期の曲から、できたての新曲まで、幅広くやってくれました。
今日は、やる曲決めてません〜と言いながら、
クリアファイル(コード譜?)をぺらぺらめくりながら。
一人だからできることですね。

正直、私は弾き語りというスタイルがちょっと苦手だったのですが、
PAも必要ないんじゃないかというくらいの、
このくらいのスペースで聞くと、
生声やギターの細かい音が聞こえて、すごくいい。

テレビやCDでずっと聴いてきた、
このミュージシャンも、聴衆の我々と同じように、
音楽を愛する一人の人間だ、と感じます。





高野寛氏は、90年代に「虹の都へ」がヒットし、
いちやく有名人になりました。
その後も、多くのミュージシャンと共演したり、
プロデュースしたりしていますが、
裏方に回ることも多く、
一発屋のように思われたりしています。

しかし、彼より上の世代(YMO周辺の人脈)にも、
下の世代にも(クラムボンやハナレグミ周辺など)信頼される、
能力ある音楽家です。

ギタリストとしても、坂本龍一のツアーに参加したり、
いろんな人のアルバムに参加したりしています。

「五十歩百歩」「三叉路」「一喜一憂」なんて、
独特の言葉のセンスで作詞するのも、好きです。
言葉や拍子や、いろんな実験をしながら、
その時々の問題意識なども織り交ぜ作られています。
早い段階から、環境問題に着目していたりもします。





会場を見回すと、オーバー30が多く(苦笑)
私のようなミーハー女子だけでなく、
音楽ファンが多いなあ、と見受けられました。







愛用のギター。

NEC_1757.JPG

相方がバンドやっていることもあり、
普通の人よりは楽器を見る機会が多いんですが、

これだけ近くでギターを弾くのを見るのは初めてで、
ものすごく幼稚なコメントですが、
あれだけ頻繁にコードが変わるのに、よく外さず押さえられるなあ(笑)
ずっと見ていると、指に見えなくなってきます、虫に見えてきます(笑)



サンプラーを使っての、一人オケ。
宅録青年ぶりを披露。
楽しそうです。



私の抱いていたイメージ通りのジェントルな人柄、
そして、思った以上にサービス精神旺盛な方でした。
控え目ながらも、ミュージシャンとしての圧倒的なオーラを持った、
素敵なお姿に、もうすっかりぽわわ〜〜〜〜んです。




終演後、サイン会が!すごい〜そんなことまで〜。
CDは持っているので、カードセットを購入したのですが、
とてもフランクな感じで、みなさん持参のものにもサインを頂いていたので、
急いで駐車場に走り、車に置いていたCDを取って来ました。

NEC_1755.JPG






あああああ、ここで初めて、お顔をしっかり拝見できました。
あまりに緊張して、しどろもどろになりながら、

演奏中に、喉をうるおしていた、持参のミニ水筒の中身をうかがうと、
ご親切に、書いてくださいました!

喉にいい、スロートコートというハーブティだそうです。
高野ファン!そしてすべての歌うたいにおすすめ!

NEC_1754.JPG




最後に、握手をしていただき、もうへろへろになりながら、
会場をあとにしました。

ブログ用に、と、ポスターの写真を撮りましたが、
手が震えて、ブレブレです・・・

NEC_1756.JPG





当日のセトリが公式に出てました↓

http://web.mac.com/haas64/Site/Sound_%26_Voice_2010/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC/2010/6/5_%E7%A6%8F%E5%B2%A1_cafe_Teco%E3%80%80%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88.html

M1 夜の海を走って月を見た
M2 (仮)君住む街へ(新曲)
M3 幻の恋
M4 エーテルダンス
M5 五十歩百歩
M6 IS THAT LOVE?
M7 風をあつめて(はっぴいえんどのカヴァー)
M8 季節はずれの風吹く街で
M9 Morning star(「HAAS」名義のインスト曲)
M10 確かな光
ーーーーーーー
M11 相変わらずさ(6/2 福岡編・替え歌)
M12 Bye Bye Television
M13 君に、胸キュン(YMOのカヴァー)
M14 ここはどこか
M15 夢の中で会えるでしょう
M16 虹の都へ
M17 ベステンダンク
M18 美しい星
ーーーーーーー
M19 明日の空
M20 (仮)みじかいうた(新曲)


posted by おくさま at 11:51| Comment(4) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月04日

1810年生まれです

ショパン生誕200年にちなんで、
今回のフロアコンサートは、ショパン尽くし!!





ショパンは、とにかくピアノの曲をたくさん作りました。
今でも、多くの曲がテレビで流れ、親しまれていますよね。
たとえば、



い〜薬です!でおなじみのO田胃散のCM曲。
あれは、ショパンのプレリュードの中の一曲。
ちなみに「イ」長調です(笑)

私たちより上の世代にはおなじみの、
「革命」。
「少女に何が起こったか」というドラマで一躍有名に。

ピアニスト、中村紘子さん出演のカレーのCMも印象深い。
たしか「英雄ポロネーズ」だったかと。





犬がくるくるしっぽを追いかけるという「子犬のワルツ」や、
有名すぎるほど有名な「別れの曲」
美しい旋律がこれまた有名な「ノクターン」
ドラマチックでかっこいい「幻想即興曲」

ぱっと思いつくだけでも、ずらずらっと有名な曲が浮かびます。






・・・なんですが、
実は、ちょっとだけ、歌曲も作ってるんですね〜!
今回、楽譜を探して、挑戦してみました。

ショパンが、19歳の頃、初恋の女性のことを思って作った曲だそうです。




今回の衣装。

かわいらしいうたなので、それに合わせた感じで。

NEC_1774.JPG



舞台装置も、今回は♪がいっぱいちりばめられています。

NEC_1775.JPG








うっとりするような、美しいメロディや、
祖国愛にあふれた、カッコイイ曲が多いのですが、
ショパンは、病弱で、39歳で亡くなります。
イケメンで、長身、細身、そして病弱・・・
そりゃー、モテるに決まってるし!!!!

posted by おくさま at 22:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月15日

佐藤美枝子リサイタル

3月31日、佐藤美枝子さんのリサイタルを観てきました。

1部は、日本歌曲を中心に。
2部は、コロラトゥーラならではのオペラアリアを。

ピアニストが、解説をしながらのコンサートでした。
これが、不慣れで・・・なんて言われてましたが、
とてもお話が上手で、
どのお話も、へ〜〜へ〜〜〜!!!!
という感じでした。
先日の、仲道さんのリサイタルでも思いましたが、
やっぱりその曲のバックグラウンドを知るということは、
曲を理解する上で、欠かせないものだな〜と反省。

それにしても、
北原白秋+山田耕筰のコンビは、最強!!!!
この日、「この道」「からたちの花」を歌われましたが、
どちらも、歳を重ねるごとに、心にしみてくるようになりました。

とくに「この道」は、私は受験の時に歌ったもので、
思えば、20年近く前に初めて、練習したものですが(あはは・・・)
そのころとは、全く感じ方が違います。




この道は いつか来た道 ああそうだよ あかしやの花が咲いてる





作詞の北原白秋は、柳川出身。
「この道」は、母の実家、南関から柳川までの道のりだったんだそうです。

めちゃ地元の話やし!!
(南関は、私の母のうちに行く高速のICのあるところなので、
 かなりしばしば利用しているので)

いずれ、私にとっても、その道が「この道」になる日がくるかもしれません。









さて、佐藤さんですが、なんと大学の先輩であります。
(たしか、今は教えてもいらっしゃると思います?)

チャイコフスキー国際音楽コンクールで優勝したのは、
98年のこと。
私はもう、卒業してました・・・
そして、大分のご出身なんですね〜。






この日の会場は、実は我々がいつも使っているホール。
小ホ−ルです。もったいない〜、大ホール使ってよかったのに〜。

とても、同じホールと思えないほど、すばらしく伸びる声。
静寂に染みわたるppがたまりません。
伴奏者との、息のぴったり合った掛け合いもすばらしい。

2部のアリアは、さすが!!
ベッリーニとドニゼッティという、
ピアノ系の人にはあまり縁のない作曲家ですが、
どちらも、オペラでは人気の作曲家です。

オペラ「ノルマ」、「ランメルモールのルチア」から、
どちらも、名アリアですが、難曲で、私はとてもとても歌えません。

特に狂乱の場は、佐藤さんの十八番。
難曲の上、長い。
は〜〜〜〜、すばらしかった。

大牟田で、初めて、スタンディングオベーションを見ました(苦笑)




終演後に、みんなで「本物だ〜〜・・・」とうなずき合いました。














しかし、この日、もっとも印象に残ってしまったのは、
佐藤さんが、歌詞を間違えてしまったこと。
「からたちの花」の途中で、ハッと両手で顔を押さえ、

ごめんなさい!!もう一度最初から歌います・・・

うううう〜〜〜〜、わかる〜〜〜〜〜(苦笑)
最もおそろしい展開・・・
よく、そういう夢も見ます。
ホントにおそろしいです。

しかも「からたちの花」、似た歌詞を繰り返すので、
これは非常によくわかります。




これ、だけど、一番の原因は、ピアニストの解説にあったと思います。
歌う前に、「からたちの花」の歌詞から背景から、
くわし〜くお話されたのです。
歌詞の朗読までありました。

ピアニストさん、ちょっとやりすぎでした・・・
そこまでやられたら、絶対歌いにくいですよ・・・






しかししかし、とにかくお二人とも素晴らしい演奏であったことは、
間違いありません。
堪能して帰りました。

次回、同じ場所で我々がコンサートをやるのは、5月末。
恥ずかしくないように、鍛練せねばです!
posted by おくさま at 19:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月30日

ピアノで歌う

仲道郁代さんのリサイタルを観ました〜。




50人限定のワークショップから参加。
ステージのピアノを囲んで、オトナも子どもも、
生仲道さんのお話に耳を傾ける。




Jrピアノコンクール、昨年の入賞者(小〜高校生の3人)や、
当日集まった子どもを、ピアノに呼んで、
表現についてわかりやすく。

会場みんなで、手をぶらぶら〜。

手だけで、
 やったー!
 がっかり・・・
 むっ!
 ??

などを表現。
ピアノで、感情を表現するのって、これといっしょですとのお話。

また、ピアノの音で、ホームラン打ってみよう!とか。
子どもが、ポーンと弾く。
「う〜ん、ゴロかな・・・」
もう一度、ポーン!
「お、けっこう当たったけど、フライって感じかな」
ポーン!!
「ホームラン打った方向見ながら弾いてみて」

弾いた音がどの辺に向かっているか、どの辺を意識して弾くか、
なんてわかりやすい説明。





また、スタインウェイ専門の楽器店の調律師さんのお手伝いの元、
ピアノを実際に、分解!?
鍵盤の部分を引っ張り出して、
ピアノについて、いろいろ教えていただきました。

鍵盤は、音を出すのに1cm下がるだけなんだそうです。
ピアニストがばんばん、弾いてますが、たったのそれだけ。
あとは、力の加減です。
では、どのくらいの力がかかると音が出るのか、というと、
卵が一個、乗るくらいの重さだそうです。

鍵盤を支える仕組み、ハンマーやフェルトの話。

長年ピアノの近くにいますが、
そういうことを知るのは、初めてでした。

ピアノという楽器は、とてもメカニックにできているけど、
音を出すためには、非常に繊細な慎重な緻密な力の加減が重要。
どう弾きたいか、何を弾きたいかで、その表現は変わってきます。

同じなめらかに弾きたい、でも、
「なめらか」ってじゃあなに?

悲しい気持ちを表現したい、じゃあ、その悲しいってどんな悲しみ?
悲しくて寂しいのかもしれないし、
悲しいけど、負けずにがんばろうっていう気持ちもあるのかもしれないし、
失恋の悲しみ、故人をしのぶ悲しみ、いろいろある。

それらは、決して同じじゃない。


機械的でありながら、とても人間的なのがピアノなんですね〜。






作曲家たちが、どんな時代背景で、どのような心情で描いた曲か。
それを知って弾くのと、知らないで弾くのでは、
全く違う弾き方になります。
それを、心から理解した気がします。


特に、今年生誕200年のショパン。
祖国ポーランドは、ずーっと他国に侵略されていたのです。
その祖国への気持ちを、舞曲の形式で曲を書くことで、
表現していたんですよね。
その辺のことは、若いころはよく理解できませんでしたが、
この歳になってくると、なんとなくわかるような気がしてきました。

言葉で表現できなかった、そういう政治的なものを、
音楽で表現した作曲家は多いです。

貴族に委託されて書いた、貴族趣味なものもあれば、
恋愛に夢中になっていた時の曲もある。

楽譜を再現するだけ、と思われがちなクラシックですが、
いやいや、奥が深いんです。







とても印象に残ったのは、

「考える」と「感じる」

よく「考えるな、感じろ」と言いますけど、
人はなにかを感じた瞬間、
もうそれは、頭の中では言葉に変換されています。
だから、その二つは切っても切り離せないものなのです。

なにかを感じた時、それがなんなのかよく考える、
これ好きだな〜って思った時、なんで好きなのか考えてみる、
考えるって大事なことですよ〜、というお話。

だけど、たとえば誰かを慰めようと思った時、
どんなに言葉を尽くしても伝えきれないときに、
ほんの一節のメロディが、その悲しみを癒してくれるということもある。

だから、音色っていうものは、とっても大事に作って、
弾いて表現していきたいですね。

「感じる」だけでも「考える」だけでもだめなんですよね!






それは、夜のリサイタルでの演奏で、ホントに実感しました。
とても丁寧な音づくり。
よ〜く考え抜かれてるのが、すごく伝わってきました。

1曲ごとに、解説をしてくださるのですが、
これまた、作曲家のことをわかりやすく、
しかもおもしろく話してくださるので、
さらに、曲が心に入ってくる。

いや〜、本当に堪能しました。






そして、わが身を反省。
もっと勉強しようっと。





これで、2500円!!
(+ワークショップ3500円)

こんな地方まで来ていただいて、こんな安価で、
申し訳なかったくらいです。
もっと多くの人に見てもらいたかった。

しかし、悲しいかな、あれが田舎の限界か。
posted by おくさま at 00:41| Comment(3) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月15日

女優モード

いまさらジローですが


(え?)







少し前に、美人ジャズピアニスト、kazuさんとご一緒しました。
以前も、声をかけてもらって、ご一緒したのですが、
いわゆる、冠婚葬祭のお仕事。
今回は「葬」の方でした。

噂には聞いていたのですが、
最近は、お祝の席だけでなく、
お別れのお式でも、生演奏が入ったりするんですね。




故人の思い出の曲を中心に演奏。
ピアノとヴィオラとうたで。

思い出の曲、ということで、
なんとフォークが中心でした。

フォークというと、親の世代・・・
それでも私は知ってる方です。
もっと若い、kazuさんの世代は、なじみがないんじゃないかと。

しかし、そこはさすがジャズ畑。
コード譜で、素敵にアレンジしながら、伴奏。
私は、kazuさんのピアノのファンなので、
とっても気持ちよく歌いました・・・が、
クラシック畑の人間は、アドリブに対応できない!(泣)
練習時も、ごめん!ごめんよ〜!と言いながら何度もやり直し。




今回、ポピュラーを歌ってみて思ったことは、
同じ「うた」でも、フレージングが明らかに違うということ。
クラシックの世界では、一つのフレーズを切るということはあまりなく、
一息で歌うのが普通です。

練習の録音を聞いてみると、しかしそれでは、
のぺーっとしてしまうことがわかりました。

ポピュラーの曲は、言葉がことさら大事なように感じました。
一つのフレーズでも、あえて単語で区切って歌うことで、
その言葉が聞き取りやすくなるし、生きてくる感じ。

もちろん、普段歌っている歌曲やアリアでも、
言葉を大事にしているつもりですが、
日本語だからこそ、より重要なんですね。

歌謡曲のような、身近な音楽ではなおさら。
響きとかそういうことを気にしない代わりに、
歌の説得力がものを言うような気がします。

ポピュラーは、クラシックの発声で歌っている我々には、
歌いにくいものです。
あんまりいい声で歌っちゃうと、合わないし、
かといって、地声で歌うわけにいかないし。
カラオケじゃないんだし、って感じで。

なので、今回のような場合は例外で、普段は極力避けています。
ほぼ、初めてと言っていい体験でした。

だから、なんかその「説得力」という点で、
すごく目からウロコ・・・でした。






しかし、故人を偲ぶ、みなさんの気持ちを感じて、
何度もらい泣きしそうになったか。
私は、仕事として歌わなくてはいけなかったので、
泣いたら歌えなくなっちゃいます。
ホント、困りました・・・

音楽がより悲しみを深く、寂しさを後押しするような気がしました。
映画音楽のような効果なのかな・・・
でも、とてもいいお式でした。
私も、その時は、お願いしたいな〜。







今回歌った中で、もっともウロコだったのは、
「シクラメンのかほり」

NEC_1655.JPG


歌う曲を、you tubeで当時の演奏を聞いたのですが、
どの曲も、胸にじーんときます。
言葉が届きます。
そして、歌手たちが、とても大事に歌っているのが伝わってきます。

それを一番感じたのが、
布施明の歌う「シクラメンのかほり」でした。

以前、ミューズの晩餐というヴァイオリニスト川井郁子の番組に、
布施明がゲストで歌ったことがありました。
ジャズの曲だったかな〜。
とにかく、色気があって、ダンディでした。
ああ〜「うた」を聞いたなあ、と。



以前から、ずっと思っていた、
「歌謡曲」について、またいつか記事にできたらと思います。
それは、うたをやってる私にとって、けっこう重大なことかもしれない。
「うた」について真剣に考えるチャンスかもしれません。
そして「歌手」というものについても。






「シクラメンのかほり」

あえて、本人だけじゃなく、他の人と共演しているものを。
三者三様の「うた」の表現。
それぞれの世界があります。


posted by おくさま at 00:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月28日

カーペンターズ?

テレビで、

一万人の第九

を観ていて、
ゲストの槇原くんの「世界に一つだけの花」が中心の放送だったので、
肝心の第九が、あまり流されず、

欲求不満!!!!




ということで、
突如思いついて、
クリスマスイブの夜、九響の第九を観てきました。

P1010249.JPG

当日券に並び、1000円ケチって(苦笑)A席をゲット。
でも、全然悪い席じゃありませんでしたよ〜。





1曲目は「コリオラン」序曲。
後ろの席の、クラシック通と思しきおじさまの解説では(笑)
この曲は、序曲だけ作られて、本編はないんだそう。
へ〜。

でも、寝てしまいました!!(爆)
てへ。









さて、本日のメインイベント、交響曲第九番。
ぞろぞろ出てくる、合唱団。
わ〜、多い!200人くらいいる?
さすが!

これくらいいると、迫力あるなあ〜。

でも、この合唱の出番って、ず〜〜〜っとあと。
それまでは、じーっと座ってるのよね。






第九は、ベートーヴェンの最後の交響曲。
集大成的な、カッコイイ曲!!

それまで、オケはオケ!うたはうた!って感じだったところに、
合唱つけてみたらどうだろう?と斬新なアイディア。
当時は音楽界から、どないやねん!と賛否両論あったわけで。

だけど、あの合唱の入ってくるところの、感動と言ったら。
ぞわぞわします。






CDが開発されたころ、
当初は60分くらいの規格でしたが、
それでは第九が1枚に入りきらない、ということで、
現在の規格(74分・・・よりもう少し入る)になったという話も有名です。





私のこの曲のイメージは・・・

ティンパニがカコイイ!!
イントロがカコイイ!!
男声がカコイイ!!
疾走感がカコイイ!!

て感じかな・・・

毎年、年末にN響の演奏がNHKで放送されます。
昔、我が家では、それをチラ見、というのも恒例でした。
(合唱は、国立音大。昔、中学の同級生が出てた時は驚いた)




(似非)声楽家としては、
やはり、最終楽章の合唱部分が一番好きですが、
第3楽章も美しくていいですよね。





ということで、合唱のみなさんが立ち上がります!キター!
第4楽章の始まりです!!
期待感でいっぱいになる、瞬間です。

とはいえ、本当に合唱が始まるのは、またさらに後。
あの有名なメロディーとは正反対?の、短調の激しい感じで始まる。
合唱団は、ホントに待ち時間が多い曲なんですよね〜。

ティンパニ、カコイイ!!



男声歌手が活躍します。
バリトンが雄おしくて、カコイイ!!

中間部の、つったたーつったたー、とちょっとコミカルな感じの、
行進曲風になる部分での、テノールもカコイイ!!
(3:50ごろから始まるテーマ)

凛々しく、堂々と歌われる、
いわゆる「歓喜の歌」として一番有名なテーマは、7:25頃。
ppから、ぐわ〜〜〜っと一気にクレッシェンド、カコイイ!!




ドミンゴがソロのを見つけた!








ppになったり、ffになったり、
ユニゾンになったり、高音キープしたり、
超早口になったり、けっこう合唱も大変です。



ソロのハモリもカコイイ!!
4人とも、オレサマガシュヤク!て感じ!!






最後には、なんかすっっごくパワーがわく感じ!!!
合唱も、オケも、指揮者も、
やりきった!!!!て感じで、聴いてる方も不思議な達成感?

ブラヴォー!!!!ブラヴィッシモ!!です。
客席から、心の底からの歓声と拍手がわきあがりました。

何度もカーテンコール。
出演者に、惜しみない拍手が続きます。
本当に長く、続きました。

(今もまた、このバーンスタイン観て、一人で盛り上がった!)



学生の頃、歌ったことがありますが、
当時も、ステージ上で大感動しました。
初めての大きなステージで、初めてのオケ共演で、
ということもありましたが、
それよりも、この素晴らしい音楽に参加できたこと、
そしてそれによって頂いた拍手に、
感動したのです。






死ぬまでに、もう一度歌いたいです。
ソロを歌いたい、とか、そんな大それたことは言いません(ホントに)。
合唱に、もう一度でいいので、参加したい。






外は、ちょっと寒かったし、夜はファストフード、
イブに一人でしたが、
(帰り道は、カップルしかいなかった!)
本当に幸せで満足な時間をすごしました。

たぶん、今年最後のコンサート。
来年も、たくさんのすばらしい音楽を聴けることを祈ります!



メリークリスマス!!

・・・って、もう終わってるけど!!


posted by おくさま at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月24日

楽器?合唱!

懸賞で当たったので、

アクロス福岡ランチタイムコンサートを観てきました。
ランチタイムコンサートは、有料ですが、安価で、
ちょっと変わった企画のものが多く、
以前からちょっと観てみたかったのです。




今回の催しは・・・

JAZZ×TAPで贈る「くるみ割り人形」

NEC_1505.JPG

ピアノ+ベース+パーカッション、そしてタップ。
クリスマスなので、くるみ割り人形はぴったり。
しかし、タップ??

会場、満員。すごい集客だなあ・・・

ジャズアレンジの、クリスマスナンバー。
う〜ん、すてき。
男っぽいサバサバした、女性ピアニストのパワフルなピアノ。
ベースとパーカッションは、淡々と。

ドレッドヘアの、若いお兄さん登場。
SUJIさんという方で、たけし映画にも出演されたとのこと。

始まってびっくり。
タップって、こういう感じだったっけ?
お兄さんも、紹介していましたが、
昔は、アステアのようなスタンダードなものが主流でしたが、
今は、もっと激しく、バンドとセッションするようなものもあるそうです。

とても、足の音とは思えません。
ここまでくると、もう楽器です。
マイク入ってるのかどうか、確認できませんでしたが、
音もとてもよく聞こえ、バンドに負けてません。

足踏みみたいなステップだけでなく、
こすったり、スケート選手みたいな動きをしたり、
動きを観ているだけでも楽しい。
つま先とかかとを使って、3連符、6連符、それ以上??
ととても速い音を出します。
疲れるだろうなあ・・・

予想以上にかっこよかったです。



「くるみ割り人形」はチャイコフスキーのバレエ音楽。
クリスマスの夜に起こった出来事を元にしたものなので、
よく冬に演奏されます。

しかし、このジャズアレンジ、え?そうなる?というくらい、
すごいアレンジで、
とても「くるみ割り人形」とは思えない(笑)
ジャズピアニストはすごいですね〜。














それと、2つの合唱団の定期演奏会を観ました。
大牟田の合唱団と、久留米の合唱団です。

どちらの合唱団も、歌っている方々がとても輝いていたのが印象的です。
歌が好きなんだろうなあ〜。

合唱は、毎週練習に行かなくてはいけません。
みなさん、仕事や家庭があるでしょうに、頭が下がります。

ただ、どこの合唱団もそうなのですが、
しかたないとはいえ、とても年齢層が高いのです。
20代はゼロ、30代が一人、二人くらい?
といった感じに見受けられました。

もう少し若い世代の合唱団ってないのかなあ〜?
まあ、時間が取れないんだろうけどなあ。

それと、合唱団の演奏会は、
関係者(身内とか友達)が見に来ることが多く、
普段コンサートをあまり見に来る機会が少ない人が多いようで、
非常にマナーが悪いです。

飲食、ケータイ、おしゃべり、演奏中の立ち歩きなど。
本当にいらいらします。

せっかく、今まで長い期間練習してこられた皆さんの合唱なのですから、
こちらもちゃんと聞いてあげましょうよ。
posted by おくさま at 10:09| Comment(6) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月19日

サンタクロースがやってきた!

今年最後のステージ!

NEC_1506.JPG


フロアコンサート
「クリスマスキャロルとサンタクロースの贈り物」



☆プログラム

牧人ひつじを
神の御子は
ひいらぎかざろう
主よ人の望みの喜びよ
みつかい歌いて
クリスマスメドレー
 荒野の果てに〜きよしこの夜〜もろびとこぞりて
さやかに星はひかりて
アヴェマリア(マスカーニ)
12月クリスマス(チャイコフスキー)
きよしこの夜

ホワイトクリスマス
クリスマスイブ(山下達郎)
サンタクロースがやってくる
サンタが街にやってくる
音楽物語「おしゃべりなたまごやき」
そりすべり
赤鼻のトナカイ
あわてんぼうのサンタクロース








1部は、教会のイメージで、讃美歌を中心に。
2部は、サンタさん登場!楽しい雰囲気に。

舞台も、写真ではちょっとわかりにくいですが、教会風です。

P1010143.JPG

サンタさんとピアノ連弾ガールズ!

P1010145.JPG

トナカイもいたんです〜。ワ・タ・シ☆

P1010152.JPG

小さな赤いポンポンを、両面テープで、
会場のちびっこたちに付けて回ったら、
意外と喜ばれて、
あとから、ぼくもください、と言って来た子も。

サンタさんも、大きな袋からキャンディを出して配ったり、
いつもと違って、楽しい雰囲気のコンサートになりました。

休憩時には、文化会館のみなさんから、お茶の提供もあり、
コンサートだけど、ちょっとしたお茶会みたいな感じで、
私は、1年の中で一番、クリスマスのフロアコンサートが好きですね〜。






いつも、いろいろアイディアを出し合って、
楽しいコンサートにしたいなあと思っています。



出演者のみなさん、お疲れさまでした。
また来年もがんばりましょう!!

次回は、5月か6月の予定です。
posted by おくさま at 11:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。